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スイハニング事業部
スイハニング®とは炊飯+ing、つまりご飯炊きのこと。
 
「田んぼからお茶碗まで」アンコメはこれまで「稲・米・飯」その流れとしての米屋のありかたを模索してきました。一粒の種籾が米となり最後にご飯となってお茶碗に盛られる。その最終工程であるご飯炊き、その良し悪しが米の美味しさに大きく影響することは言うまでもありません。ゆえにアンコメでは炊飯について日々実践研究を続けてきました。そこで感じた炊飯の奥深さ、面白さを、いつしかできるだけ多くの方と共有したいと考えるようになりました。語れば小難しい炊飯技術を「できるだけ簡単に、できるだけやわらかく伝えられたら・・・」そんな思いが「スイハニング®」という言葉を産み、以来、様々な場所、様々な人たちとスイハニングを実践してきました。その活動は講座やワークショップのみならず、米の販売プロモーション、飲食店での技術提案、大学での講義、アートイベントなどなど、興味を持った方々がスイハニングを様々な角度から考え、活用していただけるようになりました。近年では海外へも出かけるようになりスイハニングの活動範囲はさらに広がりを見せています。
 
◎スイハニング事業部はこんな活動をしています。
 
土鍋や羽釜などアナログ的炊飯方法の実践研究または技術指導
講座やワークショップ企画開催
米のプロモーションや試食等のサポート
飲食店の炊飯方法の提案や技術指導
*スイハニング活動事例はこのコンテンツの過去のブログをご覧ください。
 
◎スイハニング事業部の主な装備品
 
羽釜×6釜
炊飯土鍋×10器
土羽釜×1器
鋳物鍋×5器
台付甕型アルミ器×1
蒸し竈×1
移動式簡易釜戸×5
高カロリーカセットコンロ
 
◎スイハニング事業部への活動依頼、相談、お問い合わせは、
アンコメ安東米店(担当:長坂)までお気軽にご連絡ください。
 
電話 054-245-1331
ファックス 054-247-7737
Eメール(info@ankome.com)
 
*スイハニング®は安東米店の登録商標です。
長谷の竈 製作記(6)
長谷の竈 製作記(6) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_小谷氏が設計製作した燃焼の核となる竈本体に目途がついた後、11月14日、蛇紋岩の採取のため長谷に赴いた。この日は、僕と小谷氏のほかにwakkaagriの面々、地元行政の方、長谷地区の関係者の皆さんが多数集まる予定で、午前中に蛇紋岩採取、午後に...
2022年05月15日 [ 695hit ]
長谷の竈 製作記(5)
長谷の竈 製作記(5) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_日本の釜戸は歴史的に古く、日本列島では旧石器時代から縄文弥生にかけて育まれてきた炉から派生した釜戸のようなもの(学術的には類釜戸と呼ぶ)と古墳時代あたりに朝鮮半島経由で完成された形で入ってきた釜戸が融合してできものらしい。煮...
2022年05月13日 [ 635hit ]
長谷の竈 製作記(4)
長谷の竈 製作記(4) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_「蛇紋岩を入れる篭、どうやって作ります?」小谷氏の質問に「鉄筋を溶接して作るつもりだよ」と答えると「俺、溶接できないっすよ」との返答。この時点で互いの脳裏に、ある人のことが浮かんだ。それは松下氏のことだ。藤枝の有機米生産者で...
2022年05月12日 [ 809hit ]
長谷の竈 製作記(3)
長谷の竈 製作記(3) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_蛇篭のアイデアを持ってすぐに相談したのは小谷氏。10年以上の付き合いでカミアカリの活動はもちろん、竈づくりには欠かせない存在。というより、この人が居ないとそもそも作ることは到底できない。僕のアイデアを三次元化できる唯一の存在。...
2022年05月10日 [ 663hit ]
長谷の竈 製作記(2)
長谷の竈 製作記(2) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_持ち帰った蛇紋岩を眺めながら、エッジ立つその岩石をどうやって竈にするかを考えながら、ふとこんなことを思った。「そもそも蛇紋岩って素材としてどうなんだろう?」こういう時は、スイハニングチームで僕の海外スイハニングに何度なく同行...
2022年05月09日 [ 521hit ]
長谷の竈 製作記(1)
長谷の竈 製作記(1) これは、2022年長野県伊那市長谷中尾集落にある再生された古民家につくったご飯炊き専用竈「長谷の竈」の製作記です。_2021年の冬、取引先のWakkajapan出口さんから来春できるというグループ会社Wakkaagriの新拠点に、竈(かまど)が製作できないかと相談をされた。聞けばそれは改修される古民家とのこと。そこで、その年の春、桜が満開の頃、長野県伊那市長谷中尾集落...
2022年05月08日 [ 677hit ]
ありモノ探しから
ありモノ探しから 以前、僕が関わっていたワークショップの参加者のひとりから釜戸づくりの相談を受け山梨県へ行ってきた。現場は築二百年という旧家、来春までにリノベーションを行い宿泊施設にするという。釜戸を作るのは同じ敷地内にある納屋で、もとは馬小屋だったという切妻屋根の小屋であった。希望はご飯炊きはもちろん、バーベキューもできれば・・・という希望であった...
2021年10月24日 [ 1037hit ]
釜戸への道【4】製作開始
釜戸への道【4】製作開始 薪と羽釜で炊く本格ご飯を提供する飲食店のための釜戸製作レポート「釜戸への道」その【4】です。2021年2月の開店に向け、いよいよ釜戸製作が始まった。じつは製作を始まるまでが、なかなかの難産で、計画が具体化した2018年、まず釜戸職人を探すことから始まった。それも地元で・・・。「釜戸職人」と検索すれば容易に見つかることと知りつつも、できることなら「...
2021年03月01日 [ 1409hit ]
アンコメ的 米考 二時間
アンコメ的 米考 二時間 アンコメ的 米考 二時間マイコンがしっかりと管理して美味しいご飯を炊いてくれる炊飯器はとっても優秀。とはいえ寒い日が続くこの季節はほんの少しケアするだけでさらに美味しいご飯が炊けちゃうからぜひトライしてみてください。水に2時間以上浸すこと!!(白米)水温の低いこの時期は、たったこれだけで効果てきめんです!土鍋などの鍋釜で炊く場合の作法が...
2021年02月11日 [ 2138hit ]
御神火竈製作 6
御神火竈製作 6 伊豆高原にあるGAKUSHAで製作している竈(かまど)「御神火竈(ごじんかかまど)」が11月15日無事完成した。溶岩石を積んだだけのように見えるその荒々しい姿は一見すると竈には見えないかもしれない。目の前にそびえる大室山を模した形状、素材となる溶岩石も大室山由来の足元にあるものを利用した。また竈内部はまさに火口、設計段階のイメージよりも、はるかにリ...
2020年11月18日 [ 1161hit ]
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