令和5年産が出揃ったところで | |
8月下旬から入荷がはじまった令和5年産新米シーズン、11月下旬になった今、ほぼ出揃ってきたので、これまでの雑感をちょっぴり。ご存知のとおり、令和5年の猛暑は観測史上最高(私のPCは「か」と入力するだけで先頭にこの文言が出てきます・・・苦笑)でした。その影響はメディアが伝えているとおり、品質低下(とくに早生品種)の原因となりました。見た目の品質... |
2023年11月19日 [ 1272hit ]
新米は、ここからスタートです。 | |
アンコメの新米はこのお米からスタートするのが毎年恒例です。静岡県の西部遠州地域、周智郡森町の堀内さんが栽培する早生のお米「コシヒカリ」です。令和4年産は、夏真っ盛りの7月中旬から8月中旬の登熟(成熟)期間、夜温がしっかり25℃以下に下がってくれことが功を奏し、毎年心配する暑さによる登熟不良もなく、無事品質の良い米に仕上がりました。ふんわり柔... |
2022年08月29日 [ 1587hit ]
ちょっとマイナーちょっとマニアック | |
令和元年産米の販売がスタートし半年が経過した今(令和2年5月)、昨秋に入荷したお米のいくつかの在庫が若干寂しくなりかけたところです。そんな時期いくつか面白いお米も入荷しています。どれもがちょっとマイナーちょっとマニアックなものばかり、けれど「ふつうに美味しい」は、ちゃんと持ち合わせている今時のお米たちです。今回はそんなお米たちをピックア... |
2020年05月03日 [ 3452hit ]
静岡の「にこまる」2種 | |
思えばアンコメで「にこまる」を作付を計画し販売を開始したのは2011年。東日本大震災のあった年だった。スタートは静岡県藤枝市の有機米生産者松下さんと企画、栽培している松下×安米プロジェクト米「ヒノヒカリ」の後継品種として栽培を開始した。翌年、静岡県西部の周智郡森町堀内さんでも作付が本格化し、それ以降アンコメが販売する静岡県産米の主軸品種... |
2019年03月08日 [ 7409hit ]
新潟妙高山下農場コシヒカリ | |
2016年の夏、偶然と偶然が重なり出会った生産者、それが新潟県妙高市の山下さんだ。その年以来、彼は収穫した米を試食してほしいと送ってくるようになった。それをスタッフみんなで試食した後、簡単なレポートを彼に送っている。詳しい事情はあえて聞かぬが、ちょうど出会った頃に先代から引き継いだ稲作を、再度見つめ直していたようだ。その時にアンコメ米作り... |
2018年05月08日 [ 6224hit ]
直球ド真ん中ストライク。 | |
いちばん美味しいお米ってどれ?(白飯で)こんな直球質問を時々いただくことが時々ありますが、そもそも美味しい米に一番二番はないと思いあれやこれや考えているのがアンコメイズム。そんなアンコメでも「これは!」と感じるお米はあります。つまり多くの方にとってのストライクゾーン、その直球ド真ん中なお米の存在。それを「一番」とあえて定義付ければ、たし... |
2017年11月18日 [ 3721hit ]
新米29年産、キックオフ! | |
早いもので今年も新米シーズン到来です。気の早い新米はお盆休み前にはすでに販売しているところもありますが、近年アンコメでは静岡森町堀内さんのコシヒカリからスタートすることにしています。そんなわけで今年、29年産もこのお米からキックオフです。「米屋のいい訳:水田徘徊」レポートでもご紹介したとおり、曇天続きの今夏、例年8月のお盆中に稲刈りをす... |
2017年08月29日 [ 3358hit ]
ブレンド再考 店主ノ自慢に | |
アンコメの得意科目はお米の一本釣り。田んぼへ行き、生産者と会い、作りを知り、出来映えに惚れて仕入れること・・・。いっぽう不得意科目もあるんです。それはブレンド。2種以上のお米をブレンドして単品では出ない食味を引き出すこと。じつはこのブレンドをもう一度考え直し作ってみました。2種以上を混ぜると絵具のように鮮やかさが鈍る。けれど紫色のよう... |
2017年07月01日 [ 3023hit ]
オススメベスト3! | |
毎年アンコメに予定していたすべてのお米が入荷した後、どのお米が一番オススメかを選ぶ季節が今です。毎日スタッフ全員で白米と玄米で同時に試食しそれぞれのお米が持つ本当の実力を探りベスト3を選ぶのです。28年産では、この3種を選んでみました。【有機JAS】福島会津喜多方熱塩加納町菅井さんの「夢ごごち」お米の持つ風味の豊かさ、低アミロース米でありなが... |
2017年02月04日 [ 3874hit ]
長野佐久五郎兵衛新田、黒田さんのコシヒカリ | |
長野県佐久市、江戸時代の初期から伝わる五郎兵衛新田の若手稲作農家、黒田祐樹さんの米。新規就農して6年、アンコメが関わるようになって3作目、魅力的なお米が生まれています。アンコメにとって佐久は思い出深い土地。店主がまだ駆け出しの頃、佐久市や隣接する望月町のお米をよく仕入れた。新潟や福島の美味しい米、北陸地方の美味しい米、北関東の美味しい米... |
2016年10月17日 [ 4121hit ]