【掲】米作りプロジェクト
令和三年産を食す。(2) | |
![]() | 「きぬむすめ」が入荷してから4か月、「ハツシモ」が入荷してから3か月半、「にこまる」が入荷してから3か月と少し、あらためて「カミアカリ」以外の令和3年産の松下×安米プロジェクト米を食べながら、印象などを書いてみることにする。2回目は「にこまる」です。松下×安米プロジェクト米「にこまる」静岡の気候風土に合い、松下さんの圃場と栽培方法にも... |
2022年02月11日 [ 462hit ]
令和三年産を食す。(1) | |
![]() | 「きぬむすめ」が入荷してから4か月、「ハツシモ」が入荷してから3か月半、「にこまる」が入荷してから3か月と少し、あらためて「カミアカリ」以外の令和3年産の松下×安米プロジェクト米を食べながら、印象などを書いてみることにする。1回目は「きぬむすめ」です。松下×安米プロジェクト米「きぬむすめ」高温に強い品種として「ヒノヒカリ」の次の世代と... |
2022年02月08日 [ 535hit ]
誰よりも先に感じたい | |
![]() | 来週の週末頃から稲刈りかな・・・カミアカリの穂先を見ながら、刈り時を計る。籾が付く枝のように見える部分を枝梗と呼び、緑色だったその色合いが収穫時期が近づくにつれて先端から黄金色に少しづつ変化していく。僕らはそれを「色抜けしてきた」と言う。いちばん最初に田植えした早生品種カミアカリの田んぼは、まさに色抜けしていた。この調子だと稲刈りの... |
2021年09月03日 [ 1142hit ]
新たな試み | |
![]() | 昨年のことを思うと今年の天気は文句なしだ。久しぶりに会う松下との第一声は互いに「天気ええら~」「天気いいね~」であった。静岡では昨年より2週間ほど早い7月17日に梅雨が明けた。そればかりか、日中の気温は高くとも夜温はしっかり25℃以下になる。アンコメのある静岡市内でも夕方にはエアコンを止めても快適な気温なのだ。子供の頃の夏休みを思い出すよう... |
2021年07月19日 [ 1234hit ]
20年、そして21作目のはじまり | |
![]() | 藤枝の田んぼへ通うようになって今年で20年、松下さんの稲作にアンコメが関わるようになって今年21作目の作付けが始まった。あれから20年も経ったとは思えないほど、2001年の春に突然始まった松下×安米プロジェクトと称したこのコラボ企画は、つい昨日のことのように思い出される。思えばこの20年間に様々なことがあった。早生品種コシヒカリから中生品種ヒノヒ... |
2021年05月05日 [ 901hit ]
真夏の太陽の下 | |
![]() | 最近アンコメには時々居候がやってくる。彼は25歳、将来農業を起業すべく準備中の身だ。カミアカリ勉強会の参加をきっかけに、松下やアンコメへやって来ては時々手伝いというか見習いをしている。松下のところでは農作業を、アンコメには昼にやって来て毎日行うご飯の試食を共にする。本人は喰うだけでは気まずいらしく精米工場や米倉庫で肉体労働もしていく。そ... |
2020年08月13日 [ 1455hit ]
田んぼへ行きたいが今は我慢する。 | |
![]() | 例年ならこの時期ともなれば頻繁に田んぼへ通い、今年作付するであろう苗の様子を見に行くのだが、今年はそういうわけにもいかず悶々とするばかりの日々が続いている。百年に一度という疫病の惨禍を自分の人生のうちに体験するとは思いもよらなかった。日ごろカミアカリのような生命の突然変異や新たな発見に関して少しは知識や経験はあるものの、新種のウイル... |
2020年04月27日 [ 1712hit ]
ストーブリーグ | |
![]() | 一年のうちでいちばん寒いこの時期、そろそろ今シーズンの作付に向け計画を始める頃。1月は新年会くらいでしか会わなかった松下にも2月に入ったとたん顔を合わせる回数が増えた。この回数と倉庫の令和元年産在庫の減り具合は見事にシンクロしているから面白い。減れば減るほど顔を合わせる機会が増えるのだ。顔を合わせれば決まって宿題の問題解決会議となる。今... |
2020年02月15日 [ 1436hit ]
台風19号がやってきた。 | |
![]() | 昨年もちょうどこの時期、たしか台風24号の襲来で静岡県の西部の田んぼでは塩害を被った。晩生品種は夏の暑さによる被害リスクを受けない代わりに台風の影響を被るリスクがある。ある遠州地域沿岸部の生産者は5年に1度被るリスクを回避するため晩生品種の栽培を今年から止めた。年々大型化するようにも感じる台風のリスクは農業経営上、けっして見過せない現実な... |
2019年10月14日 [ 2117hit ]
令和元年産で19作目 | |
![]() | 2001年、平成13年から始めたこのプロジェクトは今年令和元年産で19作目、たった19回ながら19回の経験は想像以上に大きい。このページを見て感動したという方からメッセージをもらいあらためてこのプロジェクトが始まった頃ののことを思い返してみた。今から25年ほど前、私は米屋でありながら稲作のこと米の調理のことを何も知らずに専門店を標榜して米を販売している... |
2019年09月23日 [ 2029hit ]