御神火竈 2
伊豆高原にある「GAKUSHA」で製作する竈(かまど)「御神火竈」の製作開始。8月に行う現場仕事の下準備としての治具の製作である。製作の相方は、おなじみESI(エクストリーム・スイハニング・インターナショナル)燃焼技術隊員の小谷氏である。彼はこれまで隊長(私)が投げつける数々の難問をその技術力で克服してきたが今回もまた新たなミッションに密かに燃えつつ萌えてもいる様子でもある。その萌えポイントはやはり燃焼系である。通常の竈では煙突を用いることで限りなく完全燃焼する構造を作り出すことができるが、今回は意匠上、煙突を付けないこととした。それはつまりキャンプの飯盒炊爨状態なのだが、この条件でもできるうる限りの効率の良い燃焼環境を作るべく設計している(つもり)。しかしそれを現場仕事で製作するのはなかなか難しい。そこでこの治具がネックとなる。最終的はこの治具を燃やして完成となるのだが、御神火竈の全貌を見るには最も重要なパーツとなる。黒子役の治具製作は次の週末までかかりそうだ。
( スイハニング事業部 / 【掲】スイハニング事業部 )
2020年07月20日 [ 1463hit ]