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3月31日号 2002年のプロジェクトのスタートの巻
いよいよ2002年松下×安米プロジェクトがスタートしました。今年最初のお手伝いは米ぬかを50袋(15キロ×50袋=750キロ)届けること。仕事車両と化した15年モノの4WDワゴン車いっぱいに積んで久しぶりに藤枝に向かった。米ぬかは彼の作る有機肥料の材料のひとつで、毎年この時期に大量準備するのだ。ところが今年は長年有機農業をやってきた松下くんさえも苦労するほど米ぬかが集まらない。それは米生産者はもちろん野菜やお茶生産者までもが有機栽培化のながれをうけて身近で手に入りやすい米ぬかを必要とするようになったからなのだ。当店でも松下くんに届ける以外に一年中、野菜とお茶、そして平飼い自然卵の生産者に毎週届けている。以前はいくらでもあった米ぬかも今や慢性的に足りない状況なのだ。

苗づくり用に早くも代掻きした母屋横の田圃をながめながら今年の大まかなプランを聞く。「今年は困ったもんだ6月の田植えがたいへんだ!」とめずらしく弱気なことをいう。彼にしてはおかしなことをいうので疑問に思い問いつめてみると、「今年の6月はワールドカップサッカーじゃん!」なっなっなに?こんな米オタクにもそれを上回る気になることが4年に1回やってくるのだと内心「ヤツもふつうの人間だったか」と妙に安心してしまった。ついでに小生は提案したのだ。「田植え機の運転席の正面に小型TVでもつけたら!」すると「オーそりゃいい考えだ、だけーがそんなことしたら、あぜ越えてとなりの田圃まで田植えしちゃうなー」とバカなことをいって二人で大笑いした。どうやら今年の米の良し悪しは日本代表のゆくえに大いに左右されそうなのである。と、まァくだらないことを言いつつも苗作りに使う水でさらした去年の稲ワラのさらし加減を手にとって見る目にはいつもながら厳しいこだわりの目があった。

目の前の田圃に入ってみると春の野草が繁茂している。連れてきた小生の娘がタンポポをつんだり、たにしの殻をひろったりして遊んでいる。昨年収穫した稲の根っこを引き抜くと、いい色ツヤをしたミミズがたくさん出てきた。松下くん曰く、「土中に化学物質がなくなるとミミズの色が変わるよ」とのこと。とてもわかりやすいバロメーターだなと関心しつつ本日のところは退散した。今シーズンも毎月できるかぎりレポートしていきますのでお楽しみに!

*米ぬかとは*
玄米(籾摺りしたお米の状態)を白米に精米する時に出る表皮や胚芽の総称。例えば10キロの玄米を白米に精米すると約1キロの米ぬかが出る。10%が「米ぬか」というわけ。今回届けた750キロの米ぬかとは玄米7500キロ(125俵)相当分ということになる。


苗作りの準備

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ミミズの観察

米ヌカ50袋+松下家2代目
米ヌカ50袋+松下家2代目
2002年01月14日 [ 2407hit ]
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