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9月3日号 「心配御無用!」の巻

 カミアカリの新聞発表から始まり、9月16日の掛川の飯炊きワークショップの準備。加えて、第3子の誕生と、私にとって、この夏は仕事に家庭に目まぐるしく動き回っている。そこへ9月に入ったとたんのこの陽気、夜温が下がり、湿気が抜けた。毎年のことながら、今年はいつも以上にこの陽気にホッとしている

 そんな日々を過ごしているうちに、アンコメ米作りプロジェクト米の主力品種ヒノヒカリはすでに出穂を終え登熟期間を向かえていた。
登熟期間に入ってからの夜温の下がり具合は、計画どおりまさにドンピシャ!日中の充分な日照と気温で蓄積されたエネルギーを涼しい夜間、何のストレスもなく稲の実である米粒の中に蓄積していく。こうして深夜キーボードを叩きながらも、その目には見えないミクロの世界でのできごとが目に浮かんでくるようだ。

 日曜日の午前中、無理やり時間を作って、松下くんの田圃へ出掛けてみた。
「今年は早生がゆっくりで、中生と晩生が早いや・・・」
「この調子だと稲刈りは忙しくなりそうだな・・・」と松下くん
6月〜7月中旬の低温の影響で早生品種がゆっくり生長しているのに対して、7月後半から8月の休みなしの好天、気温上昇のおかげで、中生と晩生は例年よりもやや早い生長だという。そんな生長ぶりのため、追肥を例年に比べて約25%減らすなど、土中の微生物との駆け引きに奔走しているとのこと。これが有機栽培の面白いところであり、また恐いところでもあるわけだが・・・。

 そういう理由で早生から晩生までの全体の栽培スケジュールが詰まってきているそうなのだ。一人で7町歩もの細切れの田圃をこなす彼には、今年はちょっときついスケジュールになりそうである。
それでも、昨年来の大規模な設備投資のおかげで、品質の低下をせずにベストコンディションで収穫をする準備は万端で、彼の自信に満ちた表情からは「心配御無用!」というメッセージが伝わってくる。

 この調子で生長が進むと、ヒノヒカリは例年どおり10月10日前後に収穫を迎えそうである。次回は収穫直前の様子を見に行きたいものだが、果たして行けるだろうか?私のほうは「心配御無用!」のメッセージを出すにはまだほど遠い感じである。

 


「今年は少しだけ収量が多いかな・・・」と手にとって生育状態を見て回る松下くん。
「今年は少しだけ収量が多いかな・・・」と手にとって生育状態を見て回る松下くん。
2006年01月28日 [ 2894hit ]
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