アンコメ的、米考。水田徘徊
7月に入ってからほぼ毎週どこかの田んぼへ行っている。アンコメが選ぶアンコメが惚れた米が生まれている現場、その場へ行き稲を見、育ての親の稲作家と対話するのだ。7月19、20日と北海道の蘭越町へ行ってきた。「ななつぼし」と「Y」の生産者、宮武さんに会ってきた。北海道にしては小さいサイズの田んぼで稲と対話するような作りから生まれる米は大規模で工業的な農とは違い、職人がコツコツと作るような工芸的な農。そこにどこか色気を感じるのは私だけだろうか?人を魅了する美味しさの中に、こんなエッセンスが潜んでいるのです。
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もうすぐ新米シーズン
早い地域ではすでに販売が始まっている29年産新米。アンコメは8月下旬静岡県内産からスタートします。トップバッターはおなじみ遠州森町の稲作名人堀内米の堀内さんのコシヒカリから入荷します。その後、9月中旬になると、藤枝の有機米生産者松下さんが栽培する玄米食専用品種「巨大胚芽米カミアカリ」へと続いていきます。とはいえ、ご飯の美味しさは新米だけではありません。収穫から約一年経過した28年産も魅力たっぷり!昨年、一昨年と2年続いて両者のブレンド米が、たいへん人気がありました。はてさて29年産はどんな米に仕上がることでしょう?今、まさにその終盤戦まっ只中です。
( てがき版ankome通信 )
2017年07月24日 [ 3502hit ]