2017年5月20~25日、ハワイ州ホノルルにある日本米専門店「The rice factory honolulu」で巨大胚芽米カミアカリの試食会のため、羽釜スイハニング(炊き)してきました。これはそのレポートです。
かつて羽釜はその小さな翼で大空を駆け世界を旅していた・・・
羽釜の、あまりにも日本的なカタチを眺めるたびに、そんな物語りを夢想する。
2013年の夏、フランス、シャンパーニュ地方で行われた能イベントへ旅して以来の海外への旅、
それは、些細な冗談話しからはじまった。
海外で日本の米を専門に販売しているWakka Japanの出口さんが玄米食専用品種カミアカリを販売することになり、
そのホノルル支店(The rice factory honolulu)の担当者、牛島さんが打ち合わせのため来静した1月後半、
ミーティングで5月の連休明けに実験販売の日程が決まった。
当日は試食も提供するというので「それじゃスイハニングしに行っちゃおうかな~?」
とまあ半分冗談、半分本気で話をしたら、「ぜひお願いします!」と返ってきた。
こうしてハワイでのスイハニングの計画が始まった。
当日のオペレーションや機材などの細かな点はメールのやりとりでほぼ決まった。
暗中模索だったフランススイハニングの時とは異なり、今回は現地の牛島さんがばっちり段取りを組んでくれた。
それだけでなくフランススイハニングの時と同様にESI(※)田中隊員がご夫婦でサポートで同行することにもなった。
慣れたメンツと現地スタッフのフルサポート!(ありがたや~)
とまあ、そんなこんなで気付けば出発の日、5月20日がやってきた。
5月20日の21時過ぎの便でホノルルへ、5月19日午前中に到着。
早速、翌日早朝から始まるファーマーズマーケットでのスイハニング向け準備を開始。
まずは業務用コンロを借りに郊外のレンタル機器店へ、
事前に牛島さんが手配してくれていたこともあり、現物を確認するのみ。
The rice factory honoluluに戻り、その他の機材の確認と2日で6回スイハニングするお米の計算・・・etc。
今回はカミアカリとThe rice factory honoluluの人気米「北海道ゆめぴりか」の白米もスイハニングすることになった。
準備が終わった後は近所のスーパーで食糧調達。
これから3日間過ごすアパートへ散歩がてら移動、観光客の人影もない郊外の道を1時間くらい歩いただろうか?
病院裏の2階建てアパートへようやく到着。
予想外の蒸し暑さと若干の睡眠不足か、到着後速攻でソファ倒れ込んでしまった。(つづく)
※ESI(エクストリーム・スイハニング・インターナショナル)カミアカリの勉強会「カミアカリドリーム勉強会」の炊飯担当部隊。会のスピンアウト企画としてはじまり、独自の炊飯活動を実践中。
_
画像上:ファーマーズマーケットにて
画像中:The rice factory honoluluで看板制作中
画像下:散歩がてら移動中、この島出身のこの方の壁画に遭遇