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えび餅、できた。
えび餅、できた。

 

 

お餅が人気。
白いお餅はもちろんだけど玄米餅がすこぶる元気。。
たくさんは搗くわけではないけれど、毎週3〜4臼つくっている。
その中でも一昨年開発したアーモンド入り玄米餅は今だに人気を維持している。

 

アンコメ新商品開発チームとしてはこの人気のうちに次なる商品を生み出すべく様々なアイデアをためしているところ。
そのひとつが「えび餅」。
これは玄米餅ではなく、白いお餅に干した小えびを搗き込んでつくるもの。
静岡では駿河湾で獲れる桜えびを使うのが一般的。
そこで昨年から何度か挑戦してはみたものの
風味や色合いを生かすとなると高級な桜えびが大量に必要となることがわかり
上代が超高級になってしまうことから断念していた。
ところが作年末、取引のある蒲原のカネジョウさんからいただいたサンプルで一気にブレークスルーした。

 

素干しあみえび。

 

三陸産のあみえび。干された状態で体長1センチほどの小さなえび。
これをお餅に搗き込んだら色合い、風味とも文句なかった。
小さい上に髭もないことから食感もみやこがねもちのなめらかさそのままだった。
塩は一切せず、干しあみえびの風味のみ。
味付けはお好みで、お醤油や魚醤、塩などシンプルなものが合いそうです。

というわけで、しばらく毎週水曜日に作ろうと画策中。
ぜひ味わってください。


えび餅
三陸産素干しあみえび使用
もち米は、特別栽培米宮城加美みやこがねもち
1パック(4切入り)500円税別

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画像上:えび餅
画像下:素干しあみえび

 

 

2015年01月24日 [ 1642hit ]
米100選
米100選

 

 

Yahooの「厳選 米100選」に巨大胚芽米カミアカリが選ばれた。

選者は料理研究家やごはんソムリエ、有名米店の店主など16人の「お米のプロ」の方々。
その彼らが「Yahoo! JAPAN 日本の定番選定委員会」として、日本全国のあらゆるお米の中から100種選んだそうです。
全国に数多ある素晴らしいお米の中から100種、その中にカミアカリがあることをとても誇らしく思います。
カミアカリを選んでいただいた選者の松見早枝子さん、ほか多くの関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
http://shopping.yahoo.co.jp/edit/rice/item/rice_item_099.html

カミアカリのご注文はコチラ↓
http://ankome.com/modules/kome/index.php?cid=20

 


さて、このうれしいニュースを見ながら、ふと思ったことを少し書いておくことにします。
この100選、つまり選ばれた理由、それはもちろん「美味しさ」だと思います。
カミアカリなどは「ヘルシーさ」もまた重要な要素だったことでしょう。
今回、この選ばれた理由は「美味しいこと」が何よりも尊ばれる今の時代の米を象徴しているようにも思えます。
例えばこれを江戸時代や明治時代に「厳選 米100選」としたら・・・
もしかすると「美味しさ」よりも優先される別の価値で選ばれていたかもしれません。

 

明治時代の1903年、当時の農務省の農事試験場が全国の稲品種を集め整理したら約4千点の米品種が集まったそうです。
そのうち明らかに同じと思われるものを整理し670点になった。
この670点がニッポンの品種の概念の始まり、また当時の日本の稲の最大数であろうと考えられます。
その670点の中には「美味しい」だけではない多様な価値があったと想像さます。

 

例えばそれは・・・病気に強い、寒いところでも育つ、たくさん採れる、痩せた土地でも元気に育つ、
炊き増えする、長期貯蔵に耐える、立派な稲藁が採れる、などなど・・・。
稲作伝来以来、この島国で生きてきた人々の糧として、また生活資材として、
時代や地域、それぞれのニーズに答えてきた670点だったに違いありません。
今回の100選はそういった米たちを土台とし、さらに研賛を重ね、
現代人の味覚感性にも耐えうることのできた現代品種の中から選ばれた100点なのだと思ったわけです。


参考文献:「森と田んぼの危機」(佐藤洋一郎著:朝日選書)

 

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画像上:炊きたてカミアカリ
画像中:収穫直前のカミアカリ
画像下:米粒カミアカリ

 

 

2015年01月17日 [ 970hit ]
行きたい、冬の田んぼ。
行きたい、冬の田んぼ。
 
 
忙しにかまけて昨年の11月中旬から田んぼへ行ってない。
2014年に撮影した画像の整理をしていて気づいた。
 
行きたい、冬の田んぼ。
 
冬に田んぼへ行っても何も見るものがない・・・と思うかもしれないが、じつは案外見るべきものがある。
とくに美しいのは白化したひこばえ。
つまり稲刈り後の刈り株から茎を出しわずかながら実を結んだ稲穂がそのまま冬に入り白く枯れた姿だ。
 
休みの日にでも、ふらっと行ってみようかな・・・。
と思い始めたら無性にカメラの掃除をしたくなった。
 
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2015年01月15日 [ 847hit ]
てがき版制作中。
てがき版制作中。

 

 

作年末に細かいものまですべて入荷した26年産米。
それらをすべて網羅した手描き版ankome通信を制作中。

 

版下原稿はPCで作れば早いのだけど、やっぱり手描きしたくなる。
手描きの文字やイラストは誰にも真似できない独自フォントだからね。
栽培から大切にしてきたお米たちだから、その思いはやっぱり手描きしたくなる。
誤字脱字もたまにあるけど大目にみてね。

 

今日は祝日(成人の日)お店は休み。
電話は鳴らず静かな事務所でひとり作業中。

 

 

 

 

2015年01月12日 [ 816hit ]
寒い日の下準備
寒い日の下準備
 
 
静岡市内は真冬でもなかなか雪が降りません。
私(51年)の記憶でも雪が降り積もった記憶は数えるほど。
それも午前中に全部溶けちゃった・・・雪だるまが泥でところどころ土色だった・・・という記憶ばかり。
そんな暖地の静岡でも今朝は寒かったです。
こんな日にマイコン制御の炊飯器でない道具(土鍋や鍋)でマニュアル炊飯をやってる方へ豆知識。
 
お米は水温は低いとなかなか浸漬してくれません。
浸漬不良だとご飯に芯が残ったり、食感がべちゃべちゃしたり、味が今ひとつだったりします。
そんな時は最低でも2時間は浸してください。
もし時間が足りない時はぬるま湯に浸しておくのもこの季節のテクニックです。
 
こんなことを思う時、どんなに寒くてもスイッチポンでちゃんと炊いてくれる炊飯器のスゴさを実感する季節でもあります。
 
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2015年01月09日 [ 870hit ]
ハンコづくり
ハンコづくり
 
 
今日はびっくりするほどお店が暇だった。
そこで日頃からずっと気になっていたけど、なかなかできないことをやって片っ端からやった。
最後に着手したのがハンコづくり。
アンコメの祝い米では頻繁に使用する「内祝」の印。
現行使用しているものが、だいぶんチビてきてしまったので新調した。
 
スタイロフォームという発泡スチロールの一種を使う。
このスタイロファームを使いたい大きさに切り取り、そこへ文字をボールペンやサインペンで書く。
この場合、鏡文字になるので注意ね。
文字を書き込んだら文字に沿ってカッターで切れ目を入れます。
その後、千枚通しなどを使って丁寧にかき出すように削り取ります。
完成したら朱墨などを付けて押して確認。
簡単でしょ。
 
スタイロフォームだと加工も簡単だし、
仕上がりもヘタウマっぽい、いい味が出るので楽しいです。
なんちゃって篆刻ってわけです。
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2015年01月09日 [ 848hit ]
2015年
2015年

 

 

新しい年、2015年のスタート。


今年は昨年からいくつもの問題が山積したまま。
反省もいくつかあったので、ひとつずつ修正していこうと思ってるところ。

 

お正月はどこへも出かけずしっかり休み、今年をどうすべきかを悶々と考えて過ごした。
もちろんお雑煮もたべたし、みかんも食べた。
本も読んだし、テレビも観ました。とくにETVが面白かった。
様々人たちの意見や話しを聞くたびに、すべて自分に向けて言われてるような感覚を持ちながら。

 

このブログ「米屋のいい訳」も、ここんとこずっとサボってたので、書ける時にはボチボチ書いていこうと思う。
という、とりとめないことから書いております。
三日坊主になりませんように・・・。

 

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2015年01月07日 [ 888hit ]
笑門来福
笑門来福

 

 

笑門来福

 

2014年、一年間のご愛顧に感謝込めて!

2015年も、よろしくお願い致します。

 

店主

 

 

新年は1月5日(月)より通常営業です。

2014年12月31日 [ 870hit ]
アートロ「土がぼくらにくれたもの」2014
アートロ「土がぼくらにくれたもの」2014

 

 

静岡市内にある弥生時代の遺跡、登呂遺跡で行ってるワークショップアートロ「土がぼくらにくれたもの」
美術家で土を素材とした作品を手掛ける作家、本原令子さんの発案で始まり、

アンコメ店主長坂潔曉も講師として参加しているこのプロジェクトは、
2012年の夏から準備を始め、2013年、2014年とワークショップを実施、先日11月16日、2年目を無事終えた。

 

このワークショップのコンセプトは「もう一度なぜを問い直す」。
複雑で多様な現代社会、そもそもどうしてこうなの?なぜこうなったの?
という素朴な疑問を、2000年前の弥生の頃まで戻り、手を動かし、頭で考えしながら
文字通り「問い直す」という作業を参加者と共に行ってきた。

 

田んぼの土で土器をつくり、
田んぼの土で稲を育て、
その稲藁と籾殻で土器を焼き
出来上がった土器で収穫した米を煮炊きし食す。

 

人が生きるために必要な最低限のもの。
そのほとんどは土がくれたもの。弥生時代はそれらは今よりもっとリアルだったはず。
その中にあっても、少しでも楽で、少しでも効率良く、少しでも美味しく、少しでも美しいことを人々は望んだ。
その先に現代がある。僕らとちっとも変らない。むしろ2000年前の彼らのほうが貪欲だったかもしれない。
それがだんだん解ってきた。

 

3年は続けようと始めたこのプロジェクト、
来年はいよいよその3年目となる。
これまで蓄積してきた?(はてな)と!(がってん)の集大成。
「田んぼですべてが成立する!」という、アートロらしい、とても美しい仮説を実験する年となる。
2015年は4月から始まり11月までの全7回(8月はお休み)
弥生への時間旅行はまだ続く。

 

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画像上:
10月19日アートロ5は収穫。今年アートロで栽培した田んぼはわずか41.25平方メートル。肥料も農薬も入れず、田んぼを平らにしてから、22種類の異なる稲品種を植えただけ。言葉は悪いが2回ほど草取りをしただけで何もしていない、ほぼ放任農法。田んぼの地力と降り注ぐ太陽エネルギーをもとに稲自身が合成したのがこの状態。その数量、概算で4〜5キログラム(玄米)反収換算すると109キログラム。俵換算すると1.8俵となった。現在の平均反収が8.5俵であるからだいたい五分の一というわけだ。収穫された4〜5キロをお茶碗換算すると約50杯となる。さて、あなたの何日分のご飯かな?ということに気づくワークショップを行った。


画像中:
7月6日アートロ3は土器作り。登呂遺跡から発掘された台付甕型土器を製作。葉っぱを回転台とし手びねりで作っていく。このタイプの土器の出土品のほとんどが台が取れている。その致命的欠陥の理由も作ってみたら理解できた。また蓋(らしきもの)も出土してないことから蓋なしで煮炊きしていたと推察。また釜戸のない時代、どこでも煮炊きできるモバイル性はなかなかよくデザインされてることに気付く。


画像下:
9月21日アートロ4は土器野焼き。土器を稲藁と籾殻でくるみながらドーム状の釜を作り、上部に田んぼの泥で覆いをするように蓋をする。稲藁と籾殻が燃える火力はじっくりと土器を焼き締める。夕方になってもその火は消えることがなかった。画像では薪を使用しているが、木を大切に使った痕跡から、薪や柴をむやみやたらと燃やしていたとは思えず、来年は稲藁と籾殻だけで土器を焼こうと考えている。

 

 

アートロ関連サイト:

アートロ「土が僕らにくれたもの」の活動情報はコチラ(登呂会議)
https://www.facebook.com/torokaigi?fref=ts

本原令子さんウェブサイト(ブログ)
http://motoharareico.com/blog/

 

アートロ動画:

第1回「土は地球からのギフト」

https://www.youtube.com/watch?v=n_iMzlVpKjc

第2回「土で稲を育てる」

https://www.youtube.com/watch?v=ixIm9sziVbE

 

 

 

 

2014年11月20日 [ 1214hit ]
この秋「稲米飯」をテーマにワークショップ開催
この秋「稲米飯」をテーマにワークショップ開催

 

 

我らごはん隊!三度炊けばわかる「稲・米・飯」
〜米とは何か、炊くとは何か、玄米で食べるとは?〜

 

田んぼからお茶碗までをテーマにこれまで活動してきた中で知ったこと気付いたことを
全3回にわたってワークショップ形式で体験するプログラムをこの秋開催することになりました。
毎回異なったテーマの座学&土鍋でお米を炊く炊飯技術も身に付けます。
ふるってご参加ください!


第1回(10/4)は「お米ってなんだ?」
種籾からご飯に至る様々を例にあげ、そもそもお米とは何かをもう一度考えます。収穫したばかりの静岡県産の新米などを土鍋で炊飯します。

 

第2回(10/18)は「炊くってなんだ?」
炊飯の歴史を弥生時代までさかのぼって考えます。
土鍋炊飯と炊飯器による炊飯の食べ比べもします。

 

第3回(11/8)は「玄米ってなんだ?」
玄米と白米の違い。玄米でたべるお米、調理法を考えます。
前2回で身につけた土鍋炊飯技術で玄米を炊飯します。

 

 

日時:10/4、10/18、11/8 すべて土曜日10:00〜13:00
場所:健康文化交流館 来・て・こ 3階 駿河生涯学習センター料理工房
定員:16人
会費:おひとり2000円

 

<参加申し込み>
9/6(土)10:00〜 お電話で「来・て・こ」までお申込みください。(申込順)

<お問い合わせ>
静岡市健康文化交流館 来・て・こ(駿河生涯学習センター)
〒4228021 静岡市駿河区小鹿2-25-45 TEL054-202-4300
 

 

2014年09月04日 [ 1374hit ]
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