かれこれこのお米を販売するようになって10年。
おきたま野川清流米生産組合さんのお米。
すっかりアンコメの定番となりました。
品種はおもに「ひとめぼれ」24年産もアンコメ低温倉庫へ年間販売分積みました。

「ひとめぼれ」という品種はどこでも売ってるから目新しさはありませんね。
けれど、この品種があるから他の個性派品種も引き立つ気がします。
神経質な扱いや、むずかしい講釈なしでふつうに美味しい。
季節を気にせず炊飯器のスイッチをポンっと押せばそれで充分。
毎日たべるにはこんな気楽さがとてもうれしい。

それはなんでだろう？

こんな答えはどうだろうか？

水の取り込みが得意だから・・・。

お米が水を吸収する時間が「コシヒカリ」や「あきたこまち」よりもわずかに短い。（かつて同業の先輩が実験しました）
この特徴は寒い季節の時や忙しい方には強い味方。
つまり、研ぎたて（洗いたて）でいきなり炊くような雑な扱いをしても大ハズレすることない。（炊飯器の通常モードのみ）

炊飯器は水に浸さなくても炊飯器に任せておけばちゃんと炊いてくれる。
それでも真冬と真夏とではもともとの水温がかなり異なる。
真冬の5℃以下の水温でもそこそこ美味しいのは水の取り込みが得意なこんな理由ではないかと・・・。

そこが「ひとめぼれ」という品種の底力。
とくに寒い季節や忙しい方にとっては強い味方。
その中でもしっかりとした味と風味、なめらかな食感を持つ、このお米をオススメしたいというわけです。

山形おきたまひとめぼれ
生産地：山形県長井市久野本
栽培者：おきたま野川清流米生産組合
栽培方法 特別栽培米（減農薬無化学肥料栽培）
白米　5キロ2500円　10キロ4900円
白米、玄米、分づき米（玄米価格）1キロ510円　5キロ2450円　10キロ4800円