田植え初日。
5月26日水曜日天気快晴。今日が松下の22年産米、田植え初日である。心配された苗は早生品種から晩生品種まで順調に育っている。田んぼの整備も早生品種を植える田んぼから順番に整地、代掻き、抑草対策を施し、紆余曲折ありながらもなんとか今日の日を迎えられた。そして準備のできた一番最初の田んぼから作業が開始された。
じつはこの田んぼ、昨年まで休耕田だったこともあり、松下流に仕立て直すのに、今日の昼まで格闘していたという。
「高低差がものすごいもんで、苦労したっけ・・・午前中いっぱい掛かっちゃったよ」と、松下。
ところが、整備の済んだその田んぼは、高低差もなく、四隅まで神経を使って整備された、いつも見る松下の田んぼ。そこが元、休耕田だったとは思えないほど、すっかり松下の田んぼに仕立てられていた。
これから3週間ほど掛けて、全部で8町歩弱ほどあるすべての田んぼに田植えをしていく。
そのどれもが、小さかったり、へんてこりんな形だったりと、けっして条件が良いとは云えないけれど、一枚一枚丁寧な仕事をしていく。地味だけどそれが「松下の米」と皆が呼ぶ風味風合いを生むのだ。
画像上:一枚目終了。欠株したところ、機械が植えられなかったところを捕植する。
画像下:密植しないように植える。健康で強い稲を育てるために。その代わり収量は反収6俵台。
2010年05月26日 [ 6641hit ]