エピローグをこの米に託すことにした。
気がつけばもうすぐ6月。Tシャツで出歩くことも多くなってきた。ということは、あっという間に夏が来る。夏が来れば、すぐ新米なのである。
アンコメでは近年極早生品種や、早場(西日本)の新米はあまり扱わなくなったとはいえ、8月の末には地元静岡産の新米を販売する。ちなみに去年は8月25日だった。
計算しなくても分かる、あと3ヶ月で新米なのだ。だからここからの3ヶ月は21年産米にとってはエピローグと言っていい。しかもそのエピローグの季節は、お米にとって最も過酷な時でもある。
そこでアンコメ店主は悩む。「エピローグを託すべきお米は何か・・・?」
味、品質、キャラクター、在庫量・・・すべてが求められる米でなくてはこの役目を託すことができない。選んだのがこのお米、
「山形おきたまひとめぼれ」。
じつはこのお米、玄米の見た目はNG。でもアンコメはそれでも売りたかった。理由は色々あるが、気に入ったのは風味と触感。とくに玄米で食べた時、それを実感した。もちろん白米だっていい。ツヤ、香り、味、申し分ない。しかもラフに扱っても、ちゃんと炊けちゃう懐の深さも持ち合わせている。それが、アンコメの低温貯蔵庫に玄米で約3000キロある。
とまあこんな理由から、エピローグを託す役として、このお米を選んだわけだ。
山形おきたまひとめぼれ
栽培地:山形県長井市久野本
栽培方法:特別栽培米 減農薬減化学肥料栽培米
生産者:おきたま野川清流米生産組合
白米、玄米、分づき米(玄米価格)
1キロ510円 5キロ2450円 10キロ4800円
画像:2009年8月山形県長井市、おきたま野川清流米生産組合の圃場にて。
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2010年05月20日 [ 5362hit ]
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