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3月の呪文。

 アンコメ米作りプロジェクトの2010年は、すでに始まっている。それは3月からの田圃の整備(土木工事)から始まり、肥料作り、肥えふり、耕起(表層耕起)、など田圃に水を張り苗を移植(田植え)をするまでの準備作業は山ほどある。見方によっては、それこそが、稲作のほとんどすべてと言ってもいいくらいかもしれない。
 毎年、松下が耳にタコができるほど、呪文のように口をついて出てくる言葉がある。
 
ここが勝負どころ・・・

 

 「稲作にとって人が関われるところは田植えまで、田植えしてしまえば稲が自分で生長し結果を出すだけ。人はただ見守ることしかできない・・・。」人が米を作るのではなく、稲が米を作る(育む)からだ。だから、関われる時にすべきこと、考えられることはすべてやる。それが松下の云う呪文の意味だ。

 

 微塵の水も漏れないよう正確な畔を打つ。どんな味や質にするかをイメージしながら材料を慎重に選び肥料を作る。できた肥料を田圃ごとに前年のコンディションにあわせて正確に撒く。微生物層を過剰にかく乱しないように表層部分だけを正確に起す。そしてひたすら平らにする。

 この作業を徹底的に行った先に、はじめて移植が可能になる。地味な作業ながら、ここが一番の勝負どころ。日が昇ってから沈むまで、やることは山ほどある。

 

上:肥えふり。いつもは早朝の仕事だが、今日は日が傾く時間になってしまった。

中:肥料作り。魚かす、糠、鶏糞、複合菌類、乳酸菌を混ぜ合わせる。いい香りが作業所に広がる。

下:畔打ち:3年前に導入した機械のおかげでこのとおり。

2010年03月31日 [ 5230hit ]
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