【掲】米屋のいい訳
旅する羽釜 1 | |
2013年7月8、9日、フランスのシャンパーニュ地方にある中世の古城、フェール城で行われた能フェスティバルに参加し、羽釜スイハニング(炊き)、おむすびをつくってきました。これはそのレポートです。 旅する羽釜 1 かつて羽釜はその小さな翼で大空を駆け世界を旅していた・・・。羽釜の、そのあまりにも日本的なカタチを眺めるたびに、そんな物... |
2013年07月20日 [ 6302hit ]
七夕はアートロ 土がぼくらにくれたもの | |
登呂遺跡で行っているワークショップ、アートロ・土がぼくらにくれたもの。7月7日七夕、担当は僕の番だ。 今回は「アートロ検地」と題して、先月田植えしたばかりの田んぼへ行き、歩幅で面積を割り出し、単位面積あたりの株数を数え、秋実るであろう米の収穫量を類推する。しかも登呂の復元田だけでなく、ご近所にある現代の田んぼでも同じことを試みる。... |
2013年07月04日 [ 4520hit ]
日本を楽しむ市 能楽とご飯会 にて。 | |
6月7日にキャトルエピス静岡店で行われた「日本を楽しむ市 能楽とご飯会」で若手華道家、辻雄貴さんが松下さんが育てた苗、足久保の竹(破竹)、安倍川で伐採された松を生けました。 竹はそもそもイネ科の植物。こうしてみると相性がいいのも、そんな理由なのかもしれません。どちらも日本的・・・と思いがちのこれら植物、じつは外来の植物です。(マダ... |
2013年06月25日 [ 4233hit ]
苗を生ける人。 | |
若手華道家、建築家の辻雄貴さん。静岡新聞紙面で県内の建築を巡っていけばなを制作するシリーズ「花と建築 いけばな行脚」の連載でおなじみの彼。次回作は稲。ちょうど田植え真っ盛りの今、その若苗を生けることになった。 じつはその苗を松下さんが準備することになり、一ヶ月以上前から準備していた。本番はいよいよ来週。キャトルエピスで行われる&q... |
2013年06月01日 [ 4905hit ]
日本を楽しむ市 | |
6月7日〜9日にキャトルエピス静岡店で行われる「日本を楽しむ市」に参加します。 能楽師が囃し、華道家が若苗を生け、米屋が飯を炊く。日本の伝統芸能のひとつ能、そのはじまりは、田植えを盛り立てる大切なものでした。そんな三者が集まり、能のお囃子と若苗の緑、飯を味わう一夜、ぜひ楽しみませんか。7日に行われる前夜祭、「能楽とご飯会」では華道家... | |
電話番号 | 054-371-5020 |
住所 | 静岡県静岡市清水区天神2-6-4 |
2013年05月30日 [ 4437hit ]
土がぼくらにくれたもの 「検地」 | |
登呂遺跡で行う全7回のワークショップが5月19日からいよいよ始まる。僕が講師として担当するのは3回(7月7日)と7回(11月17日)。これまでに僕が学んだこと、気づいたこと、疑問に思ったことをベースに参加者皆さんと共になぜ?を考えていきたいと思っている。 考えるといっても机の上で考えるのではない。太陽の下(あるいは雨降りの下)、五感をつかって... |
2013年05月14日 [ 4617hit ]
ARTORO アートロ あー登呂 | |
なぜ米を搗くのか?なぜ米を研ぐのか?なぜ米を水に浸すのか?なぜ一日三食なのか?そもそもなぜ米なのか? あたりまえだと思っていることを今一度考え直す。なぜをやり直したい。 今年、登呂遺跡でワークショップを行います。連続7回講座「土がぼくらにくれたもの」美術家、陶芸作家の本原玲子さんの発案にアンコメ店主も共鳴しました。同じように... |
2013年04月23日 [ 6187hit ]
森町へ。 | |
土砂降りの第二東名を森町で降りると雨が上がった。 当店の定番米、森町の堀内米。「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」、「にこまる」。僕がアリーナと勝手に呼んでいる森町らしい広々とした田園の真ん中に堀内さんの田んぼはある。今回は今年栽培する25年産のことで伺った。 堀内さんは冬の間、レタス栽培に精を出す。そろそろそのシーズンも終盤。収... |
2013年04月04日 [ 3808hit ]
使わなくなったもの。使っているもの。 | |
精米工場にある道具をあらためて見てみた。せっかくだから写真も撮ってみた。 その中には使わなくなったものがあったり、今でも現役でつかっているものがあった。 そのどれもが手に馴染んでいる。 _ 画像上:手鉤(てかぎ)玄米が麻袋(またい:麻製)や叺(かます:藁製)ピー袋(ぴーたい:ポリエステル製)に入れられお米流通の主流だった... |
2013年03月29日 [ 4602hit ]
さいたさいた、さくらがさいた。2年後。 | |
あの震災から9日後、お彼岸の日にもここで桜を愛でていた。今日はその9日間のことを、この庭の園主とお茶を呑みながら思い出した。 お米が買えないと言って押し寄せるようにやって来た人の波。緊急物資として出荷依頼された大量の精米。急きょガソリンや物資を積んで茨城へ走る仲間。ネット上で行き交う情報に増幅する憂い。ここにいてできることは目の前... |
2013年03月23日 [ 4147hit ]