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疫病退散!
疫病退散!

 

お取引先の料理人さんがSNSで書いていたこんな一節に目が止まる。

お金では買えないものや時間を最優先しながら行動していく過程、
その先で世の中の価値観やものごとが本来在るべき場所に戻っていくような気がしています。

疫病が蔓延している最中でも私たちは働き食べ眠る暮らしを送っている。
思えば50年ほど前、私が小学生の頃には夕方五時には店を閉め六時過ぎれば夕餉だった。
夕暮れ時はとてもゆっくりとしていて誰も急ぐことはなく、時の流れとともに暮らしていた。
少なくとも我が家では。。。

この疫病が終息した後、社会のパラダイムが変わるだろうという意見がある。
過去何度なく人類が経験した疫病によってそういったパラダイムの変化があったからだ。
その変化がどんなものなのだろか?少なくともこの経験をしている最中の私たちは何らかの予感がある。
思えば敏感な若い世代の人たちは、震災を契機に変わりつつあったようにも思えるし、
先週やって来た人は、今年から小さな田んぼを借りて稲を育てるとも言っていた。
いずれにせよ、より抽象的に想像を加速する者もいれば、より具象的な創造へ回帰しようとする者もいるだろう。
個人レベルでも変化の予兆を感じているように、その総体をなす社会の変化をこれから見ることになるのかもしれない。もちろん生き残ることができればの括弧付きだけど。

アマビエのイラストを描いてみて・・・という友人の誘いで描いてみた。
米屋であるアンコメは非常事態宣言下でも営業を続けるので店に貼ろうと思って。

2020年04月19日 [ 160hit ]
スイハニングレッスン@島田
スイハニングレッスン@島田

 

毎年3月のお彼岸頃、静岡県島田市で行っている百人規模のスイハニングが今年はキャンセルになってしましった。原因は新型コロナウイルス感染予防のためのイベント開催自粛のためである。(参加予定されていた皆様、来年また元気にスイハニングしましょうね)

偶然同じ島田市で古い民家を別荘のようにして利用している知人から、釜戸でご飯炊きを指南してほしいと依頼され個人レッスンに行ってきた。現場は静岡県島田市身成、いわゆる川根茶と称される茶産地に位置した茶畑に囲まれた集落にその民家はった。その家の厨房にはタイル化粧張りモルタル造二口の釜戸があった。それは旧家でよく見るような特注の大規模なものでなく、昔はよく萬屋(今でいうホームセンター的な品揃えの店)の店頭で売っていたような量産品で昭和の時代には時々見かけたものだった。釜戸の横には、知人がどこかの古道具屋で手に入れたらしい羽釜がぽつりと置かれていて我流で何度か挑戦したらしいことが釜底の焦げ跡から察せられた。

しっかりと(2時間以上)浸漬した「山形おきたま歌丸雪若丸」と「静岡森町堀内米にこまる」を、それぞれ一升五合ほど用意し、水を切って浸漬米の重さ計る。その重さの90%の重さの水を計り、羽釜の中に米とその水を入れ準備完了。焚き付け用に杉の葉を使うつもりがうっかり忘れたので新聞紙を使うことにした。どんな調理も共通と思うが、木質燃料&羽釜によるスイハニングは下準備がとても重要だ。とくに燃料の薪は鉈で最低でも3サイズくらい(極細、細、やや細)に仕立てておくと火のコントロールが俄然容易になる。というかこれら下準備でスイハニングの70%は終わっていると言ってもいい。残り30%が点火以降の熱管理となるが、これはお馴染みのこの言い伝え(以下)とおりに行っていく。所要時間はたった30分、その中でも沸騰到達までの約10分間はスイハニストにとって、どんな飯を描くかを創造する肝の時間となる。ことに沸騰直前の温度管理に集中している時、傍らに「釜戸の神さま」を感じる幸せな一瞬が訪れる。

はじめチョロチョロ
なかパッパ
ブツブツ言う頃火を引いて
三歩さがってさる眠り
最後に一握りのワラ燃やし
赤子泣いてもフタとるな

釜の中の水がなくなると釜内は100度を越え釜肌に触れている米はブツブツと言い始める。火はおき火にし蒸し状態に入りじっくりと温度を下げていく、下げすぎたと感じたらワラを一握り程度の燃料を釜戸へ放り込む。15分の蒸し時間は短いようで長い。長い蒸し時間を終えたら、すぐに蓋を開けご飯をほぐしながら空気に触れさせる。その瞬間に表面がコートされキラキラと輝きはじめる。こうやって生まれた飯は、なにもせず、すぐにほおばりたい。プレーンな味わいと何よりもその食感をダイレクトに感じられるからだ。

そんな儀式のあとに、塩おむすびを作ることにした。塩味が米が持つ味わいの輪郭を引き立たせてくれる。いくつおむすびを作ったのだろうか?知人とその仲間たちは作るそばからあっという間に平らげていった。

2020年03月08日 [ 334hit ]
そろそろ創業100年なのか?
そろそろ創業100年なのか?

 

アンコメの前身は大正年間に静岡市内浅間町で専業の米屋でなく兄弟で営む商い一部として始まったようです。その後、昭和になった頃、二代目軍平が賎機山に登り眼下に見える安東で新たに店を出す決意したという。そして現在の地で「清水屋米店」を開店します。戦中戦後は安東地区の配給所「静岡米穀企業組合安東販売所」の名称となり昭和27年以降より「企業組合安東米店」とし現在に至るわけです。

休日に散歩がてらその場所を久々に歩いてみた。大岩の天徳院から登り、尾根伝いに賎機山城址~賤機山公園山頂~浅間神社を約2時間ほど祖父軍平のことを考えながら歩く。歩きながら、もしかすると大正年間、浅間町で商いをしていた頃を入れれば「そろそろ100年近く商売しているんじゃないのか?」と思ったのだ。

大正、昭和、平成、そして令和、時代は変われど、ここから見える景色は軍平が見たそれとさほど変わらない気がした。
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画像上:図書館を左に見て通りを行けば右手にアンコメが見えてくる。
画像中:常緑樹が生い茂る尾根道は静岡の低山らしい。
画像下:2月とはいえ春のような陽気

2020年02月24日 [ 378hit ]
いのちのめぐりスイハニング11/9 参加者募集
いのちのめぐりスイハニング11/9 参加者募集

 

静岡市内で行われるアートイベントとしてすっかり定着した「めぐるりアート」この秋も10月22日から開催されます。その関連イベントとして今年も羽釜によるスイハニングをすることになりました。今回も彫刻家・木下琢朗(きした・たくろう)さんとのコラボで「いのちのめぐり スイハニング」と題してワークショップを行います。今回もまた近所の鎮守の森へ柴刈で燃料採取からスタート、火打石での火起をし、羽釜でスイハニング。私たち日本人が長年培ってきた米調理法「炊き干し法」を五感をフル稼働して体験していきます。ご興味ある方はふるってご参加ください。

日時:11/9(土) 10:00~14:00[雨天順延 翌日]
会場:東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
講師:長坂潔曉(アンコメ安東米店四代目店主)
定員:各回申込先着50名
材料費:500円(お米2合プレゼント)
小学生以下は保護者同伴、未就学児無料
持物:軍手、動きやすい服装、my茶碗、my箸、ご飯に合うおかず

詳細&申込:054-245-1331、申し込みメール(安東米店)
各申込開始日:2019.10/1~

2019年10月14日 [ 1146hit ]
ごはんと家具 -番外編- コラボキャンペーン
ごはんと家具 -番外編- コラボキャンペーン

 

静岡の木工家具屋マルミヤさんとは今年4月から、コラボブログをやってきました。
そこで今回、アンコメとマルミヤさんとのコラボキャンペーンをはじめました!

ブログの第0回~第2回までで、ご紹介した静岡県森町の堀内さんの減農薬米「にこまる」を5㎏以上お買い上げのお客様(希望者のみ)にマルミヤさんが作った木製の「小さなフクロウ」をプレゼントさせていただきます。

「小さなフクロウ」ご希望の方は、アンコメ通販サイトでご購入の場合は御意見欄に「ブログ見ました!」と一言ご記入下さい。お電話でご購入の場合にはお電話の際に一言「ブログ見ました!」とお声かけ下さい。また店頭でご購入の場合には、店頭スタッフにお声かけ下さい。キャンペーン期間は、7月いっぱいまでとさせていただきます。
皆様のご注文お待ちしております!

「静岡森町堀内米にこまる」のご購入はコチラ
ごはんと家具 第2回
マルミヤさんのホームページ

2019年07月01日 [ 852hit ]
藤枝おんぱく2019 コメトークⅣ【参加者募集】
藤枝おんぱく2019 コメトークⅣ【参加者募集】

 

今年も「藤枝おんぱく」でやります!コメトークⅣ。

今年のテーマは、
「考えなくてもできる農業 考えてできる農業」

気付けば今年で4回目。
今回は松下稲作の真骨頂、「考える」ことをテーマに話します。
なぜ草は生えるのか?なぜ田んぼに水を張るのか?
水田稲作の足し算、引き算的なお話しから、微分積分的に発展していく過程をちょっぷりお話しするつもりです。
とはいえ毎回、脱線トークが恒例・・・生だから話せるネタがあるんです。乞うご期待!
アンコメ長坂がカミアカリのスイハニングⓇ&試食もやります。ふるってご参加ください!

日時:6月1日(土)15:00~18:00
会場:松下さんの田んぼと作業場特設会場
田んぼ見学+トークライブ+カミアカリのスイハニングⓇ&試食付きのお得なプログラムです!

<参加申込>
藤枝おんぱく事務局(070-5332-3955)下記URLからもお申込みできます。
https://shizuoka-onpaku.jp/fujieda/program/2019190313173

2019年05月26日 [ 1314hit ]
ごはんと家具 -2回目- 玄米初心者(後編)
ごはんと家具 -2回目- 玄米初心者(後編)

 

日常に何気なくある「お米(ごはん)」と「家具」についてアンコメ(安東米店)と
マルミヤが月1回(たぶん)ゆるやかに発信しています。

前回記事「1回目」はこちらをクリック
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前編のつづき

玄米は、浸水浸漬(しんすいしんせき)時間
(簡単に言えば、お米に水に浸しておく時間)
が「白米」よりも掛かるので、
事前にアンコメで炊いてきたモノを用意しています。

こんな事を言うとハードルが上がってしまいそうですが、
炊飯器に「玄米モード」が付いていれば
「白米」と同様に炊飯器にお任せでOK!

(炊飯器によっても異なりますが、炊きあがるまでに約1~2時間)

玄米のプチプチとした食感や米ぬかの香りは、好みも分かれるみたいです。
 
「玄米は栄養価栄養価が高そう」
と思いますよね?

これは、もちろん正解です!

でも、、、

白米に比べると消化し難く、胃が弱っていたり、病気の時には
「お粥」にして食べた方が良いんです。

お米の種類や食べ方、
体調に合わせて「白米」にしたり「玄米」にしたりと
いろいろな基準や価値観の中で
自分に合ったお米探しをするのも素敵だと思います。

「玄米」に付け合わせにした
「ドライトマトのオリーブオイル漬け」
 
味が濃いので、ちょっとだけ乗せれば大丈夫。
写真だと梅干しみたいです。
 玄米は、香辛料の強いお食事やお肉との相性が良いですよ!
  
前回の反省もしつつ
「色んな人を呼んで、みんなで食べたらもっと楽しそうじゃない?」
「場所もマルミヤに限らず、アンコメ(安東米店)に行くのも良いよね。」

などなど、
これからの「ごはんと家具」でやりたい事も話しながら
2回目の「ごはんと家具」は、ここでおしまい。

次回もまたご覧頂けたら嬉しいです。
全ての「ごはんと家具」のコラムはこちらからどうぞ

 

2019年05月24日 [ 744hit ]
ごはんと家具 -2回目- 玄米初心者(前編) 
ごはんと家具 -2回目- 玄米初心者(前編) 

 

日常に何気なくある「お米(ごはん)」と「家具」についてアンコメ(安東米店)と
マルミヤが月1回(たぶん)ゆるやかに発信しています。
前回記事「1回目」はこちらをクリック
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今回は、静岡県森町産のお米「にこまる」の「玄米」
テーブルは、「CONTEダイニングテーブル」での「ごはんと家具」です。

前回は、同じ「にこまる」の「白米」でした。

アンコメは、お米を買う際に
「玄米」「分づき米」「白米」と
好みに合わせてその場で精米をしてくれます。

使用したテーブルは、「CONTE:ダイニングテーブル(2本脚)」
変わった形のテーブルが多いマルミヤの中で、シンプルな「長方形」
素材のウォールナットは、高級感と落着きのある色合いでとても人気の木材です。

ただ、人気がゆえに値上がりや良質なモノが減ってきているのも事実です。
「少しでも良い木材を」と、いつも仕入れには一苦労。。。

マルミヤの太田も
「材料全部見たけど、良いのがなかった。」と
結局仕入られずに帰ってくる事もあるんです。

後編へつづく

 

2019年05月24日 [ 721hit ]
ごはん と 家具 -1回目-(後編)
ごはん と 家具 -1回目-(後編)

 

日常に何気なくある「お米(ごはん)」と「家具」についてアンコメ(安東米店)と
マルミヤが月1回(たぶん)のコラムをゆるやかに発信しています。
ごはんと家具「はじまり」はこちらをクリック
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前編のつづき

長坂オススメ
ピンポン玉くらいの「丸いおにぎり」
  
一口で食べられて、
色々な具材を上に乗せれば見た目も華やか。(インスタ映えもバッチリ!)味も飽きずに楽しめて、パーティーなどにgood!今回は、シンプルに塩のみで。

アンコメ:「塩は、お米の味をより引き立たせてくれて、なんだろう、、、味の輪郭がハッキリする感じかなぁ。」

「確かに、塩を付けた方がおいしく感じる。」
「お米の甘味が分かるのかなぁ。」

「今、お米とお茶だけで食べてるしね。」
「おいしいお米は何もなくても、食べれるって事かな。(笑)」

 夜も更け、第1回目の「ごはんと家具」は
ここでおしまい。

次回も、ご覧頂けたら嬉しいです。
「ごはんと家具」の「はじまり」はこちらをクリック

2019年04月08日 [ 909hit ]
ごはん と 家具 -1回目-(前編)
ごはん と 家具 -1回目-(前編)

 

日常に何気なくある「お米(ごはん)」と「家具」についてアンコメ(安東米店)と
マルミヤが月1回(たぶん)のコラムをゆるやかに発信しています。
前回記事「はじまり」はこちらをクリック
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今回は、静岡県森町産のお米「にこまる」
テーブルは、「うちはダイニングテーブル」での
「ごはんと家具」です。

「にこまる」は「硬めのご飯が好き」と言う方にオススメのお米。
硬めのお米は、カレーや酢飯とも相性が良いですよ。
ご飯の炊き方は、「良い加減」で。炊飯器にお任せ。

炊飯中。
アンコメの長坂・山崎も自宅は「丸テーブルを使ってるよ。」と、何故か丸テーブル率が高めの集まりでした。

「丸テーブルって、自然と真ん中に向かって話してる感じになるよね。」
「隣同士が真横じゃないから、あまり体を動かさなくてもみんなの顔が見えるね。」

 マルミヤ:「実はこのテーブルの高さが65㎝と少し低めにしてあるけど、どんな感じがする?」

「姿勢が楽かな、リラックスする感じ。」
「脚組みたくなる気もする。正しい姿勢じゃないかもね(笑)」

店内にもお米のいい香りが広がり…炊きあがった、ごはん。
使用した炊飯器は、「P社製」のごく一般的なお手頃価格のモノ。
食味鑑定をしている組織でも、この炊飯器を使用しているとの事です。

(後編へつづく)

2019年04月08日 [ 851hit ]
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