疫病退散!
お取引先の料理人さんがSNSで書いていたこんな一節に目が止まる。
お金では買えないものや時間を最優先しながら行動していく過程、
その先で世の中の価値観やものごとが本来在るべき場所に戻っていくような気がしています。
疫病が蔓延している最中でも私たちは働き食べ眠る暮らしを送っている。
思えば50年ほど前、私が小学生の頃には夕方五時には店を閉め六時過ぎれば夕餉だった。
夕暮れ時はとてもゆっくりとしていて誰も急ぐことはなく、時の流れとともに暮らしていた。
少なくとも我が家では。。。
この疫病が終息した後、社会のパラダイムが変わるだろうという意見がある。
過去何度なく人類が経験した疫病によってそういったパラダイムの変化があったからだ。
その変化がどんなものなのだろか?少なくともこの経験をしている最中の私たちは何らかの予感がある。
思えば敏感な若い世代の人たちは、震災を契機に変わりつつあったようにも思えるし、
先週やって来た人は、今年から小さな田んぼを借りて稲を育てるとも言っていた。
いずれにせよ、より抽象的に想像を加速する者もいれば、より具象的な創造へ回帰しようとする者もいるだろう。
個人レベルでも変化の予兆を感じているように、その総体をなす社会の変化をこれから見ることになるのかもしれない。もちろん生き残ることができればの括弧付きだけど。
アマビエのイラストを描いてみて・・・という友人の誘いで描いてみた。
米屋であるアンコメは非常事態宣言下でも営業を続けるので店に貼ろうと思って。
( 米屋のいい訳 )
2020年04月19日 [ 2325hit ]