生業は異なるけれど、同じ使命感を共有する友。（ちがったらゴメンな）
カフェアンコメ、今日の客人である。

ここ半年、この友と使命遂行のために様々話している。
話していたら、見つけた。
「昔こんな風に考えていたな」。
そういう感覚。

たとえば、
若い時分に中途半端にしてきたことあるでしょ。
無理やりに理屈をつけて止めてしまったこととか。
そういう類のモノ、僕にもやっぱりあってね。
捨てる根性もなくて、引き出しの中にとりあえず放り込んだこと。
まあ、それもすっかり忘れていたのだけど。

話ししてたら、そいつが出てきた。
けっして鮮明じゃないけど感覚だけは間違いない。あの感じ。

で何を話したかったって？
それは以下のとおり。この語彙を繋げて話しを作ってごらんよ。長い旅になりますよ。

映画。活版印刷。タブロイド。ツイッター。時間どろぼう。ミハエルエンデ。シュタイナー。クルトネフ。柳宗悦。青山二郎。北大路魯山人。ジーパン。白洲正子。谷崎潤一郎。（？誰だっけ？）大きい墓、小さい墓。名人伝。エア茶会。丘の向こう側。Ｍ.Ｈ氏。元に戻る。えッ？それなんですか。渋谷。鳥。裸の人。犬。●●。アイルランド。ＩＲＡ＆ＥＳＩ。黄色い水。ドーバー。アマルフィ。パリ潜伏。ルーブルスイハニング。128ＭＢ。黄金羽釜蓋付神明スイハニング騎士鉄十字勲章。ウィリアムモリス。離島。テラコッタ。

今晩はコレがぴったりじゃのう〜。Elton John - Rocket Man

いつもフラッとやってくる髭オジサン。
この方、有名人なので、たぶん名前を云えば、「ああ知ってるよ」いう方もあろう。

じつは、昨日と今日、二日に渡ってやってきた。
ニコニコ笑いながらアンコメサロンに入ってきて、筆を取り、ササっと描く。
昨日のそれは、じつに見事で、僕が目撃した中では傑作と云っていい具合だった。
ところがどうだろう。
今日のそれは、じつにさえない。
何度も何度も描き直すのだが、どうにもならないらしい。

いいかげんあきらめたと思う頃、コーヒーをお出しした。
これが世に言う、「カフェアンコメ」というヤツである。

「ああ〜おいしい」。髭オジサンはため息のような声を吐く。
その声というか息というか、判別のできない音声から、さえたはなしのはじまりである。

「アンコメさん知ってるかな・・・中島敦の『名人伝』」。
「いや、知りませんよ」
「きっと好きだよ」
「で、どんな話し？」
「弓の名人になろうとする人のはなしでね・・・」

窓の水滴を眺めながら、髭オジサンは、僕の好きそうなはなしをしてくれた。
求道者の美学。
土曜日の深夜、Ｓさんの語る「エア茶会」。あれも、えらくさえていたけれど、
さえない髭オジサンの「名人伝」も、Higher Groundな感じで、さえにさえまくってた。

髭オジサンへ、
またお越しください。

今日はこれかいね。Stevie Wonder Higher Ground

ああ楽しかった。
ＩＣレコーダーのタイムはちょうど3時間だった。

カミサマには古今東西いろいろとヴァリエーションがありますね。
そういう風景を「八百万のカミ」っていうのですが、
こと炊飯について僕らが尊敬して止まないカミさまいらっしゃいます。
今日の午後、その方が突然やって来られたのです。

僕以上に、この方に傾倒している富士のＪくんに、「すぐ来い！」と召集。
富士静岡間をひた走りながら脳みそがオーヴァーヒートしそうなＪくん想像しながらやって来るのを待った。
そしてようやく合流。
そこから炊飯についてノンストップの問答が始まった。

文字におこすのはかなりタフなので、今日はご勘弁を。
だけど脳みそのハードディスク容量いっぱいに大量の情報、
いや心意気が書き込まれた。
それらは僕らの知的好奇心をさらに刺激するには充分過ぎる。
それどころか重い重い課題をいただいたようにも感じている。
重いけど楽しい。

炊飯のカミサマ！ご降臨ありがとうございました！

こんな時にはやっぱりコレかな。Jesu, Joy of Man's Desiring

新米入荷シーズン。
心穏やかにいるのが難しい。
いつのまにかイライラしている自分に気づく。

一雨で入荷スケジュールが狂ったり。
仕上がりが期待されたお米のコンディションがイメージどおりでなかったり。

これらは自分の外の問題だと割り切ればいい。
問題は自分の中の問題。

あるお米が、入荷したとする。
そのお米がちょっと癖があったとする。
その癖が、自分の中で腑に落ちるまでの間が、一番苦しい。

どう捉えたら、この癖が魅力に感じられるようになるか？
そしてどんな表現すべきなのか？
それが出てくるまで、ナーバスになる。
その最中に、次のお米が入ってくる。

ゴメンナサイ。今日はグチだね。
こんな症状の時は「バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻」が効くことを、一年ぶりに思い出した。
 

バイパスで藤枝へ。
天気快晴。エンジン快調。JT快調。
窓全開で走りたいけど、故障中。
一度開いたら閉まらない、潔さが僕の車っぽい。
昔ながらの手動タイプなら、こんな悩みもなかろうに。
駅前で納品。続いて田圃へ。
田圃の話しは、また書くとして・・・。
時間もあまりないので、ダッシュで戻る。
道すがら思うところを大声で独り言。
渋滞なしで無事帰還。

JT＝James taylor

ご焼香をし、手を合わせる。
七十半ばでお亡くなりなった方だった。
不謹慎に聞こえるけれど、なんだかファイトをもらった。その時。
生きてる間は、生きることができる。
だから、自分で作った檻に自分が閉じこもらないように、思うところを思うように動いてみようと。
もう少しで、向こう側の風景が見えそうなこの感覚のまま終わらせないためにも。
「ぼくみたいに考えてみなよ」なんて自信持って云えないけれどね。
「きっとうまくいくよ、俺たち」と、云えるくらいのファイトは、いただいた気がする。

今晩は19：30から、近所でスイハニングパーティー。
僕がご飯を炊き、参加者はおかずを持ち寄る。
気のあった仲間との食事会と言えば、それまでなんだけど、ちょっとちがう。
今回は3合を2回お釜で炊くつもり。
お釜で炊いたご飯は、皆で分かち合って食べる。
そうだ。
ごはんは、ワンポーションじゃないんだよね。

では、行って来ます。

飛び石連休ということもあり、21日と22日は忙しかった。
明日もまた忙しくなるだろう。ほんと。ありがたいです。

でも、そういう時にミスをやらかす。

昨日、祝い米に付ける例のタグ（エコ米タグ）に書き込む赤ちゃんの体重、三〇九八瓦グラムのところを三〇九六瓦と誤って書き間違えて納品してしまった。
ケアレスミスだった。
Ｍさまたいへんご迷惑お掛けしました。

覚悟はしていたけれど、いろんなことが同時多発してきた。
自分で撒いた種だから、収穫までちゃんとやると決めた。
すべて同時進行で段取り良く、手配もちゃんとしなくちゃ。もちろん集中して。
それを怠ると、ミスが出る。（大反省）

今日は電話も鳴らない静かな事務所で集中して仕事。
挽回を図るには最適。
足りない資料があったので、午前中近所の図書館へ。
かつて持っていた本の一部が、どうしても見つからないので4冊借りた。
午後も引き続き事務所で仕事。

ケセラセラ。

さてと始める前に、コーヒーでも淹れようか。

問題の21日の晩。
思いと材料から流れを作るアイデアの件。
昨晩なんとか見えてきたとはいえ、モヤモヤした感じのままその時を迎えた。
いつにまにかに脳みそはAnarchy in the UK が鳴っている。

いつものミーティングルームで2時間半たっぷりと話す。
筋道があるような、ないような。
相手は辛抱強く聞き入ってくれた。
たびたび涙腺が緩む。
僕が見たこと、感じたこと、考えたこと、そして描きたいこと。
脳みそで鳴ってる歌の歌詞みたいことはないのだけれどね。

話し終わった後、アイデアがまとまっていた。
ありがとうシドさん。
ありがとうユーさん。

このアイデアの出力先は、次回カミアカリドリーム勉強会。
今度の講師役はなんと僕。
百年後のカミアカリのために話すことになった。
ついに話す時がやってきた。

お昼、久々に仲間2人と手越のソビスケへ。
お客さん大勢。超混み。しばしウェイティング。
僕はいつもの、おせいろと田舎。そうそうゴハソも。
もちろん3人とも、まげ割仕様。
いつもながら大笑いしながらソビる。（ソビくんご馳走さま）

その足で、高草山を越えて焼津まで走る。今日は自家用車。
仲間2人と目的の地へ。というより倉庫兼店という作りの店へ。
そこでベレー帽、ランタン、サングラス、○○瓶、4点購入。
じつは、近日行うご飯炊きに使う小道具。
これじゃ「なぞなぞ」だね。

少し時間があったので、港へ。小川港。
埠頭で海鳥を眺める。
潜ったきりなかなか出てこない。少し心配。
すると12時の方向から突如浮上。小魚をくわえてそのまま9時の方向へ飛び去った。

昨日からの課題、「思いと材料から流れを作るアイデアの件」今日はなんとか見えてきた。