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山超え、谷超え、そして海へ。
 
 
土曜日は土鍋スイハニング(ごはん炊き)のワークショップだった。
会場は川根町千頭駅前のコミュニティスペースREN。
川根町は大井川の上流にある茶どころ。
そこで今回は準備したお米は、大井川の水で育まれたお米、下流域に広がる志太平野、おなじみ松下さんのお米。
それも東海地域らしいお米「あさひの夢」を選んでみた。
 
小人数だったから家族的な雰囲気でのんびりスタート。
今回もテーマは、五感でごはんをスイハニング。
水加減、火加減、すべて五感が頼り。
湯気が作る景色、香り、音・・・数値化できない感性に頼る。そこを信じてスイハニングする。
それでも初土鍋スイハニングの参加者の皆さんは準備した一升五合(約2キロ)のお米はすべていいコンディションで炊き上げました。
 
ワークショップ終了後、
思い立って御前崎で行われているという「つゆひかりカフェ」へ行った。
山超え、谷超え、川超え、茶畑超えて、海まで走った。長かった。
日が傾く頃にようやく御前崎町到着。
残念ながら、すでにイベントは終了していたが、友人が今宵行われるという宴に誘ってくれた。
 
招かれたのは庇の深い平屋の家。お世話になっているNさんのご自宅だった。
宴の準備をしていた友人とそこで合流。
それから宴の手伝いをしたり留守番したりして薄暮のひと時を過ごす。
ふと本棚に目をやると気になる絵本あり。「デルス・ウザラー」
寝っころがりながら頁をめくる。
ちょうど読み終わる頃、家主と客人がやって来た。
懐かしいような、初めてのような、窓という窓がすべて開け放されたその広間の宴はじつに心地よく集まった方々もじつに素敵な面々。
図々しくも飛び入り参加させてもらって正解であった。
 
気付けば23時。
大好きな真夜中のドライブ。
ガラ空きの旧東名高速飛ばして静岡へ。
 
 
 
*ワークショップにご参加いただいた皆さん、お疲れさまでした。
*コミュニティスペースRENの奥野さん、素晴らしい機会を作っていただき、ありがとうございました!
*御前崎市の関係者の皆さん、突然の訪問にも関わらず暖かく迎えていただき、ありがとうございました!
 
画像上:REN
画像中:御前崎市夕景
画像下:御前崎市夜景
 
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Mahler - Symphony No5 Adagietto
 
2012年05月13日 [ 3680hit ]
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