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初詣と墓参、そして読本?

 

毎年二日は初詣と墓参。
どちらも歩いて行けるところにある神社とお寺であるので、朝食後に散歩がてらふらっと出掛ける。
まずは浅間神社。
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)つまり富士山が御神体である神社である。
作法に則り参詣したら、おみくじを引く。
大吉であった。
早速、気になるキーワード、事業、旅行、方位・・・を確認する。なるほど・・・。

 

つぎに、だるまを買う。
神棚の大きさにあわせて小ぶりの11号にしている。
じつはこの大きさなのには、もうひとつ理由がある。奇数を選んでいる。
縁起担ぎで、割れない数字というわけ。

 

これらをすませば、お墓のある臨済寺へ墓参りとなる。
浅間神社から徒歩で20分ほど。
葵御紋の名刹であるこの寺も今日はいつになく静か。
雲ひとつない青空の中を旋回するトンビ。
背後には常緑の森、線香の香り、そして手を合わせる。
これで午前中は終了。

 

午後からは自転車で引き続き初詣のはしご。
まずはアンコメのある安東地区の氏神さまである熊野神社へ参詣。
午後ともなると人気はなく、ただ一人、手を合わせる。
じつはこの神社の境内には祖父が植えた2本の欅がある。
植えられてからすでに半世紀、立派な大樹に生長している。
その欅に少しだけ意識を入れながら境内を出た。

 

自転車で20分ほど、次に行ったのは護国神社。
鬱蒼とした森を抜け広々とした境内が現れる景観が好きでたまに訪ねている。
子供の頃はよくドングリ拾いをしたことを思い出す。
しかし初詣は意外にも初めてのことだった。
初詣の人出も多く、いつも見知ってる感じと少し違って見える。お正月だな。

 

3時を過ぎ、座り心地いい椅子のある行きつけの煎茶喫茶へ。
読み始めたばかりの大作を、お茶とおしるこをいただきながら2時間楽しむつもり。

だったのだが、本や歌舞伎・・・について女将と話しの花が咲きあっという間の2時間。でも楽しかったな。

これが二日のことでありました。おわり。
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画像上:熊野神社境内にて。ご神木。

画像下:臨済寺にて。

2011年01月02日 [ 3815hit ]
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