田園夕景。
田圃へ行った。
やっぱり美しい光景を見た。
しかもちょっと美味しい思いもした。
カミアカリの刈り株から生えたひこ生え。その米粒をつまんで食べた。
少しだけ硬いところと柔らかいところがある。
触感が二段階あるのは大きな胚芽と胚乳のせい。
カミアカリの特徴である。
それをつまみながら、日が傾くのを眺める。
実りの頃とはひと味違う輝きを見せる。
それはほんの数分のこと。
日はあっという間に暮れていく。
次はいつ行こうかなと考えながら帰路につく。
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( 米屋のいい訳 )
2010年12月09日 [ 3650hit ]