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師走第一週末。

 

9月から年末までは気の休まらない日が続くのは毎年恒例。
そのなんともいえない気分は年々重くなるいっぽうだ。
今年はとくにそんな感じ。
それでも今日、ひと段落がついてホッとしているところ。

 

アンコメはもちろん、カミアカリドリーム勉強会をはじめ僕の周辺は急速にざわざわし始めている。
それはうれしい予兆ではあるのだが、それらのことをきちんとやるには勇気と根気、
両方が必要だと実感している。
しかも今までの自分が思っていた以上の質と量が必要なのだと思っている。

 

先日ある人に、「足るを知ることも大事ですよ・・・」と言われた。
素直にそのとおりだと思った。だけど少し腑に落ちないまま、その感覚を数日、机の隅に置くように眺めていたら気づいた。

 

「攻めるだけ攻めてみないと緩めるべき、いい感じの頃合いが計れない・・・」。

 

攻めてもいないのに足るを知るのは早い。
何もないところから、何かを生み出す仕事なのだから、そもそも計るべき物差しがない。
物差しそのものを自分で作らなくちゃいけないのだ。
限界近くまでやってみて、「ああこれ以上攻めたらダメだなダサいな・・・」と、はじめて知る。
そこでようやく物差しが生まれ、それによって「足るを知る」いい感じがわかるのだ。と思う。

 

まあ、僕がそこまで攻めているのかどうなのか?はなはだ自信はないのだけれどね。
まあ夢中になれている状態はじつに心地よいのだから、この感覚は続いていくのだろうと思う。
いい感じの頃合いが計れる人になりたいと、いつも願っている。
_

 

写真描写のように聞こえます。
Cassandra Wilson -Time after time

 

2010年12月04日 [ 3480hit ]
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