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記憶の地平【2】

 人前でお話しをする機会が、今月と来月そして年明けにある。お話しする内容はカミアカリをはじめ、これまでアンコメや僕自身が考えてきたアイデアやプラン、そして実際にやってきた活動のことなどのこと。今それらを毎晩整理している最中なのだけど、整理していたら、その話しの源泉は過去の記憶にあることに気づいた。そこで、その整理かてら、このコンテンツで少し書いていこうと思う。ご迷惑かな?まあちょっとお付き合いくださいな。

 

記憶の地平【2】祖母の八畳間。

 

祖母の八畳間で寝起きしていた。
そこは大地であり海洋でもあった。
有限だけど広大だった。
拾ってきた木片が家であり船であり翼だった。
畳の四辺を見て、今にして思えば遠近法なるモノに気づいた。
そしてその遠い先にあるだろう消失点を庭のどこかに探した。

 

人は見る角度によって、見ることのできる風景が異なっている。
消失点が生まれる場合もあれば、生まれない場合もある。
それが同じ畳であっても。

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発見の興奮はこれだろ。The Who - Sparks

2010年10月06日 [ 3604hit ]
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