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記憶の地平【1】

人前でお話しをする機会が、今月と来月そして年明けにある。お話しする内容はカミアカリをはじめ、これまでアンコメや僕自身が考えてきたアイデアやプラン、そして実際にやってきた活動のことなどのこと。今それらを毎晩整理している最中なのだけど、整理していたら、その話しの源泉は過去の記憶にあることに気づいた。そこで、その整理かてら、このコンテンツで少し書いていこうと思う。ご迷惑かな?まあちょっとお付き合いくださいな。

 

記憶の地平【1】庭木

 

子供の頃、今はもうなくなってしまったけれど、家の裏手に小さな庭があって、
祖父や祖母が、お祭りの縁日や、人からもらったと思われる木々が、雑然と植えられていた。
その中央に大きな常緑の木があって、
それは、平らに広く仕立てられていて、子供の僕が身を預けると、じつに心地よく包み込んでくれた。
時にはそこで寝入ってしまったこともあったり。

同じ本を何度も読み返したり。
その小さな庭のその場所は、いつのまにか僕専用のお気に入りのソファとなった。
そんな風にして空を見上げ空想する子供だった。

 

これはソファ?それとも樹木?
人は無意識のうちに、そして柔軟に、心地よい場を見つけ出し、心地よく過ごす。

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自分探しの旅の始まりはこれがいいな〜

アメリカを探しに〜♪ Simon and Garfunkel- America

 

2010年10月06日 [ 3872hit ]
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