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カミアカリについて話す。【6】

 カミアカリは、カミアカリドリーム勉強会が認定した生産家達が栽培しています。彼らの栽培地や栽培方法、技術はそれぞれ異なりますが、カミアカリドリーム勉強会が掲げる理念、「三位一体宣言」の理想を実現すべく、心技体をすべて兼ね備えた人材達です。また無類の稲オタク達でもあります。そんな彼らをカミアカリが選んだ。品種が人を選んだというわけです。
 その理由は、カミアカリの魅力を引き出すためには、生産家それぞれが持つ技術以上に、彼らが何を考え何を守り何を目指すのかまでを、カミアカリが問うからです。

 じつはカミアカリには栽培基準があります。しかし、それらは細かな栽培方法などを示すような技術的な面というより、「カミアカリをどう描くか」というような、一見抽象的なところに、栽培基準の肝があると考えます。

 カミアカリは、それが育った風土、それを育てた人の技、そういったものが、風味風合いとなり、そこにしかないそれぞれのカミアカリを育みます。ですから「カミアカリはこう作らなければならない」という具体的なルール、いわゆる一般的に言われる栽培基準らしきものがない代わりに、それぞれの栽培地や生産家の中にある、その土地に根ざした技や素材、それらによって育まれてきた歴史や文化、というような、もともとそこにあるモノやコトが、最も重要な基であると考えます。

 その基が重要だと考える理由は「違い」(多様性)が、豊かなことだと考えるからです。カミアカリドリーム勉強会では、生産者に向けて常にこのようにメッセージを問いかけています。


 「同じカミアカリという品種を育て、どれだけの違うカミアカリの魅力を表現できるか?カミアカリは絵の具であり、キャンバス、その道具を使って生産家一人一人にとってのカミアカリを描いてほしい・・・。


 だからこそ、統一的な栽培基準を持たないわけです。それぞれの生産家自身の足元を見つめること、そして、そこにしかない何かを見つけることを求めています。あえて云うならカミアカリ栽培基準とは、こういうことなのです。
 

画像右から、茨城奥久慈の大久保さん、静岡藤枝の松下さん、福島会津の菅井さん。アンコメ店内にて。

2010年03月13日 [ 5349hit ]
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