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第15回 19年産レポート5 松下カミアカリ稲刈り1週間前。

 稲刈りを一週間後に控えた9月2日に、藤枝の松下さんのカミアカリを訪ねた。田圃は想像していたとおりの風景だった。
「良い色になったでしょ」
「当初ちょっと進みすぎが気になったけど、やっぱりここまで来ればそれなりになるよ・・・」
松下さんは畔道で私にこう言った。

 

 一面の黄金色。というにはあと一週間ほど必要だけど、今、目の当たりにする風景にも充分圧倒される。虫の目になって穂先を太陽にかざすと、見えた。胚乳と胚芽の境がはっきりと見える。しかも普通の米とは異なる場所に。
一粒だけ手にとって籾を剥いてみる。
「間違いなく巨大胚芽だ・・・」
粒張りがいい、高温障害による症状もない。品質的には文句なしの仕上がり。あとは食味だけだ。
こればっかりは、手にとって見ただけでは見当もつかない。ただ、ここ数年のカミアカリを見ている中では、今年の出来について著しい違いは見受けられない。そういう意味では、食味について大いに期待しても良さそうだ。
まあしかし、
「蓋を開けるまで判らない・・・」のは米の常。
ワクワクする気持ちを抑えて沈着冷静でいなくてはいけない。しかし判っていても、カミアカリドリームをスタートさせてからこのかた、寝ても冷めてもカミアカリという日々なので、どうしても沈着冷静ではいられない。
そんな私の気持ちを知ったか知らずか、カミアカリは今日も風に吹かれている。しかしその風は、あきらかに秋の到来を告げている。昨日までは、あれほどまでに湿気を帯びていた風が、今日はあきらかに湿気が抜けている。

 さあいよいよ、19年産カミアカリの販売がもうすぐスタートします。その一番手は、松下さんのカミアカリから始まります。乞うご期待!

2007年(平成19年)9月2日

■カミアカリドリーム勉強会のご案内

カミアカリドリーム第2回勉強会開催日決定

imageカミアカリドリーム第2回勉強会を11月10日(土)静岡市葵区内ラペック静岡にて13:30〜17:00に開催致します。
今回は前半部で、今年4ヶ所で栽培された平成19年産のカミアカリの徹底試食、徹底比較。後半部、ゲストスピーカーの公演では、大手電気炊飯器メーカーの開発技術者を招いて「電気炊飯器の玄米炊飯について」(仮)というテーマでお話しいただく予定です。
この勉強会は、巨大胚芽米カミアカリにご興味のある方、「カミアカリ三位一体宣言」の趣旨に沿う方なら、どなたでも参加可能です。お問い合わせは安東米店長坂まで、Eメールにてご連絡ください。

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2007年09月02日 [ 2680hit ]
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