そろそろ創業100年なのか?
アンコメの前身は大正年間に静岡市内浅間町で専業の米屋でなく兄弟で営む商い一部として始まったようです。その後、昭和になった頃、二代目軍平が賎機山に登り眼下に見える安東で新たに店を出す決意したという。そして現在の地で「清水屋米店」を開店します。戦中戦後は安東地区の配給所「静岡米穀企業組合安東販売所」の名称となり昭和27年以降より「企業組合安東米店」とし現在に至るわけです。
休日に散歩がてらその場所を久々に歩いてみた。大岩の天徳院から登り、尾根伝いに賎機山城址~賤機山公園山頂~浅間神社を約2時間ほど祖父軍平のことを考えながら歩く。歩きながら、もしかすると大正年間、浅間町で商いをしていた頃を入れれば「そろそろ100年近く商売しているんじゃないのか?」と思ったのだ。
大正、昭和、平成、そして令和、時代は変われど、ここから見える景色は軍平が見たそれとさほど変わらない気がした。
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画像上:図書館を左に見て通りを行けば右手にアンコメが見えてくる。
画像中:常緑樹が生い茂る尾根道は静岡の低山らしい。
画像下:2月とはいえ春のような陽気
( 米屋のいい訳 )
2020年02月24日 [ 2247hit ]