先日、WASABi静岡の企画で行った講座では、参加者の皆さんからお米に関する様々な質問をいただき、そのひとつひとつに答えました。答えながら日々アンコメが追求していることを、あらためて気付かされました。その一部を「アンコメのお米とは?」というフライヤーにまとめてみました。
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アンコメのお米とは?
「田んぼからお茶碗まで」アンコメはお米がご飯になるまでの「稲・米・飯」のすべてに関わることで、お米の美味しさの理想を探求し商品づくりに活かしています。
●生産者と作る
栽培技術に優れるだけでなく価値感を共有でき、その上でアーティスティックな一面も持った生産者と共に栽培段階から関わっています。
●何をどう栽培するか
多収量を追い求めず、稲に負荷をかけず、健全に育ち米を実らすこと。流行や話題性に捉われることなく、永続性と生産地に合った品種選び、数値化された美味しさだけでなく、地域性や個性を活かした栽培を大切に考えています。
●テイスティング
優れた生産者が栽培した米とはいえ、すべての米が良食味ではありません。アンコメでは生産者から届いた米をスタッフ全員で試食し、評価の高かったお米を商品化しています。
●低温で貯蔵する
年間通じて14℃以下、湿度60~70%の米専用低温倉庫に貯蔵することでお米の品質を守っています。また貯蔵することで出てくる味わいも研究しています。
●精製する
専用精製プラントにて米粒の大きさを揃えたり、害虫による被害粒や異物を除去します。
●今搗き、少量販売
ご注文をいただいてから精米します。(玄米計り売り販売商品のみ)
・精白米・・・旨味層を残しつつ、ツヤのある滑らかな食感が現れる最適な精米をします。
・玄米・・・玄米で食べることにふさわしい品種や品質を選ぶこと、異物や被害粒を除去します。
・分づき米・・・玄米品質の高い米を選び、お好みに応じて白度を搗き分けをします。
1キログラム(約7合:玄米時)から計り売りなのでお試しで購入が気軽にできます。
●炊飯(スイハニング)
お米の美味しさを活かす最大のポイントは炊飯。アンコメは長年の炊飯技術研究のノウハウをもとに、お客様のライフスタイルにあった炊飯方法やお米との良い関係づくりを提案します。炊飯ワークショップや講座、炊飯相談、出張スイハニングもしています。