寝て起きても今日だった。
雨は今も降っている。

お茶が美味しい。お茶の旅をした。
作り手、関わる人、それぞれに良さがある。
一様でないからいい。

米も人も何もかもそういう風がいい。
こうでなきゃならないなんてものはない。

目を凝らし舌で感じ空気に触れる。

それからちょっと考える。
美しい。

雨はいつ止むのか。
そのうち止むさ。
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Nat King Cole - Smile
 

はやいな入梅。
ワイパーがビビッてる。
交換時期か。

山歩きをしていた頃はよくこの時期に好んで歩いた。
その頃に花の季節だってことを知った。
そのわりに花の名前を知らない。
だから写真を撮ってきて家に戻って本で調べる。
だけど本で見つけたことに満足してそれっきり忘れる。
だから相変わらず知らないまま。

6月から各地を歩く。
稲作生産家に会いにいく。
最初は伊豆、その次は青森。その次は和歌山、その次は新潟かな？

交換しなきゃ。ワイパー。

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どこがいちばんいい塩梅なんだ？

さっきまで知り合いと話した。

調和なんてのはあるのか？

きっとあるはずにちがいない。

早くみつけたい。

欲張りか。

欲張りだな。

ゆっくり考えるさ。

さもないとヘンテコリンな塩梅になっちまう。

そうだ。そろそろ梅の季節だ。

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Lou Reed - Coney Island baby

窓から見える雲を眺めながらこんなことを思った。

天気予報を見ても、天気を変えることはできない。

炊飯器でなくてもご飯は炊ける。

パン職人が作る小麦粉のパンがたべたい。

遠くの海もあこがれるけど近所の海辺を歩きたい。

チノパンとヤレた穴あきダンガリーが心地いい。

フィラメントの放つ灯りが好きだ。
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Rolling Stones - Let it loose

昨日、見かけた花を少しだけ。

田んぼ歩きをしながら路傍に佇む姿に惹かれる。

水やりや肥料も与えなくてもその場で生長できる大きさに育ち子孫を残し命を全うする。
こういう風を見るたびに、すべからくこうでありたいと思うな。

調べてみたけれど、ひとつだけ名前のわからない花があった。
似た姿は本やネットで見かけるんだがね。
誰か教えてはくれまいか？
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画像上：畦草の中でひと際目立つシュッコンバーベナ（宿根バーベナ）
画像中：これも畦でよく見かけるのだけど。教えてください。
画像下：夕方浜辺を散歩した時にみかけた待宵草

予定していた藤枝。田んぼへ。
天気予報は雨。降る前に走る。
朝の報道番組を見るまもなく。

いつもの定点観察地。いつもの順番で巡る。
小さな変化、大きな変化、ひとつひとつ見つけて歩く。
足裏に感じる2週間前とは異なる感覚。

空はいつの間にか曇り空。
ぽつりぽつりと雨。
カメラにタオル。

栃山川。流れはたっぷり。
土手から草の匂い。
皮膚に湿り気。一年ぶり。梅雨、近いな。

好きな田んぼ。稲荷神社横、法面の向こう側。
トンネルで雨宿り。
新幹線の轟音。

クルマでおむすび。それとジャスミン茶。
ラジオで昼寝。空飛ぶ夢。再び。
雨音強し。帰路につく。
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Elton John - Skyline Pigeon
 

ここのところ店主の土曜日は店番。
忙しいのはたいがい昼と夕方。
そんなわけで昼食が終わって午後の配達へ出発するスタッフを送り出したら丸テーブルで本を読む。
今日は数冊を拾い読みした。もちろん煎茶かコーヒーは欠かさない。
まあ資料整理したり手描き版ankome通信も描いたりもしたんだけどね。

正直云うとこんな暇なのは商人的にはちょっと困ったことだけど本来のボク個人とするととても心地よい。
休みの少ない稼業だからというわけでもないけど
お気に入りのテーブルで小さな庭の緑を眺めながらこんな風に
半分休みみたいに過ごす土曜日はちょっと自慢なんだ。

それに、ちょっとPCを開いて仲間がどこぞでつぶやいている風を眺めながら
ああ街中はそんなイベントなのか・・・とか、ああ○○さんは浜松か・・・○○さんは御殿場か・・・
なんて丸テーブルにいながらにして思いを馳せてるのも楽しいものだ。

ようやくこういう過ごし方が悪くないと思えるようになった。
ガツガツすべき時はガツガツし、そうでない時は暢気に過ごす。
切り替えが下手なボクでも少しだけできるようになった気がする。

そんな風に過ごしていたら街中のイベントにいるらしい仲間から電話が入った。
公園でニューシネマパラダイスやるからおいでよ・・・だってさ。
もうすこししたらビール飲みに行こうかな。それにしても日が長くなったな。

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Cinema Paradiso Theme

毎日たべてるご飯。
毎日たべてない人もいるのかな。
いずれにしてもご飯つまりお米なんだけど、これは稲という植物のタネなわけです。
稲は約半年の時間をかけて生長して秋になると自らの子孫を残すわけです。
このことについて以前こんなことを書いたな。よかったら読んでみてよ。

さて、静岡ではこれからが田植え。
昨日訪ねた森町の堀内さんは真っ最中だった。
遅い人でも6月中旬ごろまでにはほぼ終わる。

アンコメが関わる生産家の多くが口をそろえてこう言う。

田植えしてしまいえば後は稲任せだよ・・・。

稲が自分自信で生長し子孫を残すから余計な世話はしない。
放任ではないけど過保護はしないときっぱりと言い切る。
その代わり田植え前の下準備はきっちりやる。
稲作生産家が半年先の未来を信じてできうる最高のしごと。
その最終工程が今なんだ。

ここを見逃すわけにはいかない。
だからこの時期は無駄なようでも何度も通ってしっかり見る。
まあボクは見ることしかできないのだけど。

半年先は必ずやってくるのだけど、今年23年はどんな秋なんだろうか？
日曜日はそんな想像をしに藤枝の田んぼへ行くつもりだ。
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画像：水が漏らぬよう畦塗りをしっかりする。畦塗り機を使うとこんな姿になる。

思い立って掛川と森町へ行った。
暑かったけれど風が心地よく気持ちのいい日だった。

掛川では夏に行う勉強会の行事のことで仲間とじっくり話した。
玄関の暖簾がいい具合に風になびいていた。
面白いアイデアをもらった。

昼飯旨かった。ご馳走さまでした。

用事を済ませてから森町の堀内さんの田んぼへ走った。
ちょうど田植えの真っ最中。
苗場で少し時間をもらって少しだけ話しをした。

東北地方、とくに福島の生産者のことを心配していた。
堀内さんにも中通り地方に仲のいい稲作の仲間がいるそうだ。

きっと気温は30℃近くありそうだけど風がじつにいい。
しばらく田んぼを眺めていたらすこし日焼けした。
紫外線に注意しなきゃな。

今日は思い立って出かけて正解だった。
また出かけよう。外へ。
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画像上：森町堀内さんの田んぼ。日差しが強かった。

画像中：苗場にて。これはキヌヒカリ。

画像：いつもいい笑顔で迎えてくれる。堀内さん。

ハトがやってきます。毎年今ごろのことです。
最初はオスメスのつがい。
彼らはいつも電線に仲良く並んでこちらの様子を見ています。
店の内や外に落ちてる米粒をたべにやってくるのです。
ボクが米粒を掃くまもなくそれらは消え去るのです。

ここ数日ハトは一羽でこちらを見ています。
目が合うことがあります。
ねぐらにはヒナがいるのかな？

今日は午後から雷雨でした。
明日またハトはやってくるのかな。
そんな心配をしていたら夕陽のきれいな時間になりました。
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