新米情景。
22年産がようやく出揃ってきました。
しかしまだまだ問題山積です。そのいい訳をします。
やっぱり夏の酷暑。
ことに9月に入ってからお彼岸までのあの暑さ。
その時期に登熟(米の成熟のこと)するお米の品質が、なかなかきびしい。
アンコメでは、かねてから見た目よりも味重視でやってきていることもあり、見た目はあまり気にしていなかったけれど、
22年産では、見た目の品質が、味として、いや正確にいうなら「触感」に大きな影響を与えてる。
触感に締りがないのだ。
個人的には、触感が何より重要だと感じているので、22年産のこの状態は、本当に悩ましい・・・・。
と、ここまでは悲観的なことばっかりでしたが、10月末くらいから入ってきましたよ。触感のいいものが。
今まで作ってきた様々な繋がりが功を奏してきました。
今日もそんな繋がりのおかげで、サンプルとして東北地方のお米を2種試食しました。
どちらも触感、味、香りとも良かったです。
毎年11月初旬までは、頭を悩ませることが多いですが、
今年は例年以上でした。いやこの悩みしばらく続きそうですが、とりあえずひと安心。
あとはじっくり微調整して、いいフォーメーションを整える予定。
自慢のお米コンテンツのインプレッションも空欄が多かったですが、これから頑張って書きます。しばらくお待ちを。
もうひと頑張り。
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それでも明日はやって来る。
CCR - Have you ever seen the rain?
( 米屋のいい訳 )
2010年11月02日 [ 3590hit ]