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表意文字

 

萩原朔太郎の「朔」だな・・・。

数年前にご出産の内祝いで祝い米をご利用いただいたお客様から、最近出産された二人目のお子様の内祝いも・・・とのご依頼をいただいた。お名前は「朔」。そのあまりにも素敵な文字のフォルムと音の響きは、ちょっぴり制作心の琴線に触れた。

そもそも「朔」とは、どういう意味なんだろう?

・陰暦の月の第一日
・ついたち
・新月
・月と太陽とが同じ方向にあって、地球に対して月の暗い面を向ける
・北

文字の成り立ちを調べてみると・・・

「逆方向」や「もとへ戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて「月が満ち欠けしてもとの状態に戻ること」

ご依頼されたお客様からは、お名前の意図するところを具体的にお聞きすることなくとも、文字からその世界観や景色を想像することができる。表意文字である漢字はそこがいい。それを日本語の音声で再現した時の音の響きもまたいい。漢字、ひらがな、カタカナ・・・覚えるべき文字数が多く、苦労させられる日本語ながら、表現の多様さ美しさという点では、魅力たっぷりだと感じざるを得ない。

結果的にはケレン味を廃し、いつもどおりに仕上げたわけだが、作り手としては色々と想像を巡らした祝い米となった。
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画像:冬の午前中、仮設スタジオにて

 

2018年02月05日 [ 534hit ]
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