松下9月4日号 ヒノヒカリ出穂と静かな彼の巻

奄美諸島付近にいる台風14号の余波か?風が雲を吹き飛ばし痛いほどの日差し。 主は近くの田圃で草刈り、携帯の向こうはいつになく静か。

 会津、山形視察&勉強ツアーの真っ最中、「今頃ヒノヒカリが出穂してるだろうな・・・」と松下くんが云っ…
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高野9月18日号 エアコン、田圃、トランペットの巻

口の悪い僕が叱咤激励しても、この田圃だけは自信満々、笑顔で聞いている高野くん。

 9月に入り湿気が抜けすっかり秋の気配、「暑さ寒さも彼岸まで」おなじみのこの言葉つい出てしまう季節に…
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松下9月22日号 急報!松下×安米コシヒカリ、販売開始の巻

松下×安米コシヒカリ販売準備万端で一息の店主。

 松下×安米プロジェクトの主力品種ヒノヒカリが入荷する前に松下くんの計らいで今年はコシヒカリを販売す…
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松下・高野4月4日号 高野くんが松下くんに出会ったの巻

二人が稲作の夢を語っている作業小屋から見えた雨上がり夕日の美しい至福の時間。

 4月4日月曜日の午後、高野くんは安東米店に現れた。サンプルを兼ねて少量購入した16年産コシヒカリの…
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松下10月2日号 ヒノヒカリ、第6番プレリュードの巻

黄金色のヒノヒカリの田圃、成熟具合を見て廻る松下くん。

 松下くんとのプロジェクト。松下×安米プロジェクトの主力品種ヒノヒカリの稲刈りが来週末と聞いてその一…
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松下4月10日号 勝負はここで決まるの巻

新しい田圃用の水取り入れ口を作り終えて一服。日焼け気味+お疲れ気味の松下くん。

 田植え前、この時期の田圃の様子が好きでお花見がてら観察をしに松下くんの田圃へ行った。静岡では例年3…
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高野10月10日号 稲刈りは明日の巻

自信満々胸をはる高野くん。明日からいよいよ稲刈り。

 10月10日体育の日、天気は曇りのち時々雨、高野くんから高野×安米プロジェクト米あいちのかおりの収…
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松下4月25日号 スタートからきびしく育てるの巻

「きびしく育てること」の意味について熱弁を振るう松下くん。

 以前にも田圃見学に来た「ちゃんとした飯を炊く店をやりたい」と一念発起した僕の友人が、今度はその店で…
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松下10月11日号 ついに1等ヒノヒカリの巻

はじめての1等。

 全部で44俵積まれた松下くんのトラックが安東米店の倉庫に入る。松下×安米プロジェクトの主力品種ヒノ…
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4月25日号 この風味を作るものは何か?の巻

「肥料」である。あったかご飯にふりかけたい美味しいそうな香りを放つ松下くん独自の肥料である。 原料は米糠と魚粕に研究に研究を重ねて作った複合菌類によって発酵させたものである。今年は4月の気温が例年より高いため発酵スピードが早く、おかげで仕事がよく進むらしい。一反あたり約120〜130キロくらい田植え前のこの時期に撒くのである。寒冷な地方なら秋に行う作業であるが気温の高い静岡ならこの時期で充分に間に合う。田圃に撒かれた肥料は土中の細菌類とあいまってさらに発酵分解を始め栄養たっぷりのスープをこしらえて田植えの

 2004年このコンテンツでは「この風味を作るもの」をテーマにしてレポートしようと思います。以前から…
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5月9日号 多すぎず少なすぎずが肝心 の巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 代掻き前の田圃に落ちていた松ぼっくりである。屋敷林からこぼれ落ち風で運ばれてきたのか?それとも近所の子供が投げ入れたのか?広い田圃のほぼ中央部に落ちていた松ぼっくりである。これもまたいづれ土中の細菌類によって分解され少なからず稲の栄養となり微量ながらあの風味のエッセンスとなるはずだ。

 「この辺(志太平野)は抜けがいい、良い米ができる土壌なんだよな・・・」と大型連休明けの雨降りの日曜…
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5月30日号 田植えが上達したゾ!の巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 「人達の手」である。松下くんの田圃にはこのプロジェクトに関わる人達以外にも大勢の人達が関心を持ち田圃を訪れる。植物は声をかけられると綺麗な花を咲かせたりするが、稲もまた同様である。松下くん本人はもとより、多くの人達が訪れ稲に声をかけ、関わることで稲は良い米になる力を備えるはずだ。これがまたあの風味のエッセンスとなるのだろう。

 今年も無事5月30日(日)田植え体験会を行いました。当初お天気が心配されましたが当日は朝から日焼け…
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6月20日号 田圃の生命を見て米びつを考えるの巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 無数の生命である。最初は単なるドロの中に浮遊する埃のように見えていたものが、じつは無数と思われる微生物だったことを知るのである。ハッブル宇宙望遠鏡が捕らえた無数の銀河のようでもある。広大無辺の宇宙を感じるのである。それがあの風味のエッセンスとなっていることを想像するだけで楽しいではないか!(緑色の島宇宙のごときものが豊年エビ)

 田植え体験会から3週間が経過した。その後、松下くんの田圃では予定していたすべての品種の田植えを完了…
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7月19日号 海の日は自転車に乗っての巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 「ジャンボタニシ」である。ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)はもともと南米原産。食用のため養殖しようと輸入したがその後放棄されたため用水路や田圃で大繁殖してしまった。現在は有害動物に指定されている。そのタマゴは日本の風景には似つかわしくないどぎついショッキングピンク。近年では一時よりは繁殖は弱まったと聞くが松下くんの田圃ではこうしてたくさん生きている。しかし考えてみれば稲だって大昔どっかの誰かが食用のため大陸から運んできた輸入植物。ジャンボタニシもあと2千年もすれば田圃の原風景の一部となるのだろうか?いづ

 静岡では6月30日の観測史上に残る猛烈な豪雨を境に例年より早い7月初旬に梅雨が明けその後、毎日のよ…
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8月13日号 文句なし素晴らしい天候である。の巻

 遠州森町の稲作生産者Hさん、掛川の友人、そして松下くんの田圃の3ヵ所を行脚するためにお盆休み初日の…
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8月29日号 米の花は可憐だ。の巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 水、H2Oである。この田圃の水は栃山川と呼ばれる大井川から取水される水である。今日の台風のように太平洋上の海水が暖められて生み出された湿った空気が大井川上流の日本アルプスにぶつかり上流に雨を降らせこうして用水路に運ばれこの田圃にやってくるのだ。水はその間に山や森にある様々な栄養分を溶かし込んで田圃に栄養を与えるのである。それは単なるH2Oではなくこの土地にしかないご当地の水なのである。

 「ヒノの穂が出たよ」と松下くんから連絡が入り台風16号の影響で曇りのち雨模様の中、プロジェクトの主…
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9月11日号 ついに悲願の稲刈り体験会の巻

このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 テントウムシである。正確にはテントウムシ科ナナホシテントウである。昆虫図鑑によればアブラムシを食べるので益虫とされています。田圃には様々な生物が生息し生態系を作っていることは以前にも述べたとおりですが、そもそも虫に益虫害虫の別はなく人間に好都合な虫を益虫。不都合な虫を害虫。と仮に呼んでいるだけのことである。テントウムシは見かけも可愛らしいので益虫度が高い。このプロジェクト的に云えば益虫度が高かろうが害虫度が高かろうがこの田圃に存在するすべての生き物は概ね益虫である。だってその存在がこの独特の風味を作っているエッセンスなのだから。ちょっと寛容すぎるかな・・

 今年で4年目の松下×安米プロジェクト。このコンテンツをご愛読いただいてる方はご存知だと思うが2年目…
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10月10日号 収穫直前、台風22号襲来で一言。の巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 台風通過翌日に見つけたアブラムシである。たかがアブラムシ。されどアブラムシ。害虫呼ばわりされてばかりいるがよく見るとその姿はとても美しい。この田圃ももうすぐ稲刈りだ様々な生命の宿る田圃で育った米の風味をぜひ体感してほしい。「アブラムシ君、来週あたりからそろそろお引越しの準備をお願いしますね」

 よく田圃を見て「すばらしい自然の風景ですね」と云う人がいる。しかし田圃とは人工的な風景そのものであ…
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10月19日号 ようやく入荷!松下×安米ヒノヒカリの巻

※ノイジーとは・・・ このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 「米研ぎ」である。近年、死語のようでもあるこの数分の行為こそ米と対話できる唯一無二の時間であると僕は思う。サッと水を差しサッと流す。米と米を擦り合わせるように掌(たなごごろ)を使ってすばやく且つ強くなく優しくない力加減で研ぐ。この時、物云わぬ米がほんの少しだけその重い口を開く。その米がどこで育ちどんな生い立ちを辿ったのか。またどうしてもらいたかを・・・。そんな対話を終え研ぎあがった米は澄んだ水の中でゆっくりと乳白に変化していく。米は幾人もの人の手を経てこうして米研ぎの人の手によってご飯になる。米に関わることとなるすべての事象がその米の味のエッセンスとなる。あなたの手塩にかけた米研ぎも米の味の重要なエッセンスになるのだ。

 イライラした顔がいつもの空色のオンボロトラックから降りてきた。そのイライラ面の男はやたらと急いでい…
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12月31日号 大晦日に報告です。の巻

このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。 玄米はどこでどんな育ちをしたのかが最も味に反映するご飯だと僕は感じている。2004年平成16年産のこのプロジェクトのテーマは「ノイズ」であった。雑音や歪というネガティブな使われ方をする意味のこの言葉を、あえてポジティブにとらえ植物という稲の生命、その種子であるところのお米の風味の実体だと考えてきた。田圃は自然環境ではなく人間が作り出した環境。しかし人間がバランスよく関わることによってそこに多種多様な生命を育み喰う喰われるの生態系が生まれる。田圃にしかできない野の趣がそこに作り出されるのであ

 現在22時27分。自室にこもりパソコンに向かっている。いつもなら紅白歌合戦を家族で観ているはずなの…
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