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米に関わる者にとって激震の2003年が過ぎ新しい年2004年が始まった。米屋にとっては今だに余震が続いている状況で通常の状態に戻るには今年の作柄が安定しさえすれば秋にはホッとできる日も来るだろう。その日までまだいくつかの山があるに違いないと思われる。そんな状況でありながらも松下×安米ヒノヒカリ2003産の売れ行きは2002産に続き順調な売れ行きをみせている。この調子でいくと昨年より早く2月初旬には完売するペースである。松下×安米ヒノヒカリ2003産が順調なのにはこんな理由があるのではないかとプロジェクトの3年目が終わる時に総括する意味でこんなことを考えました。
相対的に見て品質がよく美味しかったということを客観的に判断するために今年も昨年同様食味計数値によって「松下×安米ヒノヒカリ2003」を実力を見てみる。 食味計は基本的に5項目の成分を分析することで、おいしさというあいまいな評価を目で見える以下の5項目を数値にすることで客観的に判断する材料と考えています。(以下の数値は近赤外線分析装置を組み入れた食味計において玄米を計測したものです。また計測機種によっても数値は異なります)
2002年産(平成14年産)とほぼ同様の数値という結果でした。これは稲の生長において大事な時期に冷夏日照不足だったことを考えるとたいへん優秀な数値であることがわかります。松下くんも云ってるとおり9月以降に天候が回復したことが大きいとは思いますが全国的に見ても悪いコンディションという中で昨年とほぼ同様という数値は松下くんの有機農業技術がコンディション左右されることもなく強く健康な稲を育てることができるという証明だと思います。 これで松下×安米プロジェクト2003も無事終了しこれから2004に向け準備に入ります。今年、松下くんは彼が長年試行錯誤してきた仕事が実を結ぶかもしれない大事な一年になりそうです。そのレポートもいずれこのコンテンツでご紹介できればと考えています。いっぽう小生はこのプロジェクトをさらに洗練させたものとして捉えていこうと考えています。田圃と人が時間という縦糸で織り成していく一種のアートという捉え方です。そこには田圃の生態系が作り出すすばらしい環境という価値。お米を食べて得られるエネルギーという価値。関わることによって感じることができる喜びという価値。そういったこのプロジェクトで発生するすべての価値を何らかの方法で捉え伝えていきたいのです。それができればこの仕事はアート。芸術作品と呼べるものになるのではないかと考えているのです。夢のような話しですがのんびりそしてじっくりやっていこうと思ってます。 |
若苗 田植え
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