ごはん炊きをしていると水がすべてだとわかる。
研ぐ。
最近は洗米と云うね。
水でお米の表面にあるヌカを取り過ぎないようにさっと洗い流す。
浸す。
お米を水に浸す。
常温なら2時間浸す。
熱を芯まで伝えるために。
それとデンプンを酵素の力で糖に変えるために。
時間がないときはお風呂くらいの温度で浸すこともある。
そして水加減。
やわらかく仕上げたいなら水を増やし
かために仕上げたいなら水を控える。
そして火にかける。
水の沸点は100℃。
その沸騰世界で米デンプンは糊化する。
つまり「ごはん」になる。
これを炊飯という。
15%くらいだった米粒の水分は
水に浸されて30%になり炊飯すると60%になった。
これを「ごはん」と呼ぶ。
たべ終ったら使った道具のお片付け。
これもまた水を使う。
何から何まで水。
水が液体でいられる環境は宇宙全体からすれば奇跡的なことらしい。
水がお米をおいしくしてくれる。
ごはん炊きをしていると水がすべてだとわかる。
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Chet Baker – Send in the clowns






