復路。

 

田辺から静岡へ帰り道のこと。距離五百キロ。
ガソリンスタンドがあるようなサービスエリアがあれば必ず休みお茶を飲み横になった。
雨は相変わらずだったからゆっくり走った。
走りながら色んなこと考えた。7時間たっぷり。

 

カミアカリドリームのこと。
関わっている田圃や生産者ひとりひとりのこと。
3.11以降のこと。
仲間たちのこと。
全部が同じじゃない。
けれど全部が圧力なしに自然に同調している感じがしていること。

 

そういうことの先に心地いいと思える風景を想像している。
その中に自分がぽつんと居られたらどんなにいいだろう。
けれどそれが欲しくてしかたないわけではない。
うまく説明できない。

 

強く欲すれば消えてしまい。
弱く欲しても消えてしまう。
そんな風。

 

アクセルは踏むが踏みすぎない。
どんなに悪いコンディションでも淡々と走ること。
何かあればきちんとブレーキを踏み止ることができる。
そうすれば壊さないで走り続けることができるはずだ。
0:30分静岡着。
往復で1000キロ、クルマは過去最高リッター17.54キロを記録していた。

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