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9月11日号 ついに悲願の稲刈り体験会の巻

 今年で4年目の松下×安米プロジェクト。このコンテンツをご愛読いただいてる方はご存知だと思うが2年目の2001年から企画した「稲刈り体験会」は毎年、雨、雨、雨で3年続けて中止の憂き目に遭っている。おかげで松下くんに雨男呼ばわりされるほど僕は毎年この時期の秋雨前線にいたく気に入られている。そこで今年は土曜日を本番、日曜日を予備日として稲刈り体験会を企画した。いくらなんでも2日続けて雨が降ることはないだろうと思ったからだ。ところが前日の晩、9時頃から雨が降り始めた。それもドシャ降りの雨。テレビをつけると、こともあろうに遠州地方に大雨洪水警報まで発令されるほどのひどい降り。「あァ〜あダメか・・・やっぱりおいらは雨男なんだ」と、ほとんど諦めの境地で床に着いたのだった。・・・・・朝6:30起床。意外にも空は晴れあがっていた。7:30に松下くんが田圃を見て判断し、開催するか否かを決めるという予定だったがそんなことも忘れて簡単に朝食を済ませ田圃に向かって車を走らせた。田圃周辺もすっかり晴れて気持ちの良い風が吹いている。稲刈り予定の田圃はところどころ雨が残っていて絶好のコンディションとはいかないまでも、ついに4年目にして悲願の稲刈り体験会を行うこととなった。

集まっていただいた参加者は大人12人子供10人総勢22人。遠くは東京からご参加いただいた松下フリークや建築家や陶芸家の方、有機栽培茶プロデューサーなど多彩な顔ぶれが集まってくれました。そんなメンバーで始まった稲刈りは、田植え体験会の時と同様に松下くんの稲刈りレクチャーから始まった。「この鎌はノコギリガマと云って刃先がギザギザしている上に一般の鎌と違ってこんな風に反っています・・・刈った稲は7〜8束にまとめてこんな風にして縛ってからはざ掛けします・・・では怪我のないように・・・」と聞いたあと一斉に取り掛かった。前半は足元が泥るんでいるのと慣れない姿勢のために、なかなか作業が進まない。「田植えにくらべるとけっこう重労働ですね・・・」と田植え体験会にも参加されたMさんがぽつりと云った。分業とはいえ「刈る」「束ねる」「縛る」「運ぶ」「はざ掛けする」というそれぞれ5つのモーションは結構キツイ。参加者がちょっとお疲れの様子が見えてきたので恒例の麦茶ブレークをした。田植えの時もそうだったがこの麦茶ブレークの後に調子が出てきたことを思い出したからだ。案の定このあと全員の動きがよくなりあっという間に作業は終了した。皆だいぶんキツかったと見え、用意した10リットルの麦茶、かりんとう3袋、おせんべい3袋はきれいになくなっていた。イベント用のたった3畝(3アール90坪)程度の面積が今日はやたらと広く見えたのは僕だけではなかったろう。たった3時間程度ながら、牛馬人力しかなかった時代の農、だからこそ好むと好まざるに関わらずコミュニティに現代とはくらべものならないほどの重要性があったこと・・・またいかに現代社会はそれらを化石燃料に依存しているかを・・・ほんの少しながら体で感じることができた体験会となった。

東京から参加されたIさんからこんなメッセージをいただきました。
稲刈りお世話になりました。〜田圃のある風景。落ち着くというか、いいですね。やっぱり米食民族、日本人の心の風景かな・・・あの子供が手に持っていた青ガエル・・・後で水田の中に浮いておりました。合掌

【ご報告】
この体験会で稲刈りしたお米は10月以降に行う予定の「松下×安米プロジェクト2004収穫祭」にて皆で炊飯して食べる予定でいます。参加ご希望の方はご連絡ください。日程が決まり次第ご連絡いたします。またこのプロジェクト米の中心品種であるヒノヒカリは10月初旬に収穫し中旬に販売を開始する予定です。

 


レクチャー


刈る


縛る


彼岸花


はざ掛け


2004スタッフ

今回のNOISY(ノイジー)

※ノイジーとは・・・
このコンテンツ2004のテーマは「この風味を作るもの」松下くんの手掛けるお米の持つ独自の風味の謎を探るキーワードです。くわしくは4月25日号「この風味を作るものは何か?の巻」をごらんください。

テントウムシである。正確にはテントウムシ科ナナホシテントウである。昆虫図鑑によればアブラムシを食べるので益虫とされています。田圃には様々な生物が生息し生態系を作っていることは以前にも述べたとおりですが、そもそも虫に益虫害虫の別はなく人間に好都合な虫を益虫。不都合な虫を害虫。と仮に呼んでいるだけのことである。テントウムシは見かけも可愛らしいので益虫度が高い。このプロジェクト的に云えば益虫度が高かろうが害虫度が高かろうがこの田圃に存在するすべての生き物は概ね益虫である。だってその存在がこの独特の風味を作ってい
テントウムシである。正確にはテントウムシ科ナナホシテントウである。昆虫図鑑によればアブラムシを食べるので益虫とされています。田圃には様々な生物が生息し生態系を作っていることは以前にも述べたとおりですが、そもそも虫に益虫害虫の別はなく人間に好都合な虫を益虫。不都合な虫を害虫。と仮に呼んでいるだけのことである。テントウムシは見かけも可愛らしいので益虫度が高い。このプロジェクト的に云えば益虫度が高かろうが害虫度が高かろうがこの田圃に存在するすべての生き物は概ね益虫である。だってその存在がこの独特の風味を作っているエッセンスなのだから。ちょっと寛容すぎるかな・・
2004年01月27日 [ 2734hit ]
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