使わなくなったもの。使っているもの。
精米工場にある道具をあらためて見てみた。
せっかくだから写真も撮ってみた。
その中には使わなくなったものがあったり、
今でも現役でつかっているものがあった。
そのどれもが手に馴染んでいる。
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画像上:手鉤(てかぎ)
玄米が麻袋(またい:麻製)や叺(かます:藁製)ピー袋(ぴーたい:ポリエステル製)に入れられお米流通の主流だった時代の道具。麻袋も叺もピー袋も一袋(一俵)が60キロ。これを担ぐ時、張り込む(精米装置に玄米を入れる作業)時に袋に刺して手の役割をした。たしか15年前くらいまでには毎日使っていた記憶がある。爪の微妙な角度とカナグリの形状で使う人の好みがあった。
画像中:箕(み)
今でも箕は精米工場で日常的に使う道具のひとつ。最近のモノは出来の悪いものもありますが、画像のこれはしなり具合も良く使いやすくお気に入り。「2005年11月8日7700円購入」と裏書き。社長の癖です。
画像下:精米機(せいまいき)
玄米の糠層を削って白米にする心臓部。この工程の後、篩選別と色彩選別をし白米完成品となる
( 米屋のいい訳 )
2013年03月29日 [ 4581hit ]