美しすぎる石積み
休みの日、鉄道で井川へ。
駅を降りたら、てくてく散歩。
集落を抜け茶畑抜けたら吊り橋発見。
向こう岸へ行ってみたら、美しい石垣の段々畑出現。
野良仕事中の方に訊ねる。
かつてのここは棚田だったそうだ。
それにして美し過ぎる。
扇積み。という技法らしい。
石が丸いから、ここからかなり下ったところの河原から、もっこで担いで運んだのだろう。
天空に近いこの場所に、意匠的にも美しい石積み。
反収はどれくらいだっただろうか?
平野部の七掛け?それとも半分?少しでも収量を増やしたい。
だからこそ水を溜め太陽熱で暖めたい。
水を漏らさぬ水田にするために懸命にしていたら美しくなっていた。
喰って生きるための弛まぬ時間って凄い。
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( 米屋のいい訳 )
2012年10月10日 [ 3568hit ]