播種、真っ只中。

20時、話しがしたくて夜、藤枝へ。
ちょうど明日の準備が終わったところ。
今は種まき真っ只中。
お疲れ気味の顔。
雨が多いせいで作業スケジュールが思うようでない。
明日まくカミアカリの種、苗床、すべて準備完了。
後は寝るだけ。
作業小屋。
蛍光灯の明かり。
筋まき式の種蒔き機を囲んでじっくり意見を聞く。
気づけば22時、腹減った。
種をまく。
それを播種(はしゅ)という。
植物の種子をまくこと、つまり種まきのことであるであるが、
種をばらまいたように、細かい点が無造作・無秩序にある状態のことを播種というらしい。
つまりカオス。
種をまかなければ芽は出ない。
芽が出たからといって立派な稲に育つまでにはいくつものハードルがある。
もちろん米を収穫するなんでことは途方もないことのように今は思える。
何もかもが播種状態な僕。
松下の意見を聞き、すこしだけ秩序ある景色への一端へ歩を進める。
松下も僕も、しばらくは種まきの仕事は続く。
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( アンコメ米作りプロジェクト / 2012年度 )


2012年04月25日 [ 5706hit ]