TOP  >  ankome通信  >  米屋のいい訳  >  水田徘徊 山形遊佐。
水田徘徊 山形遊佐。

 

八月五日午前。

 

前日の夜9時半に遊佐町白井新田の齋藤さんの家に着いた。
クルマか降りる。そして頭上を見る。
夜空に目が少しづつ慣れていく。

 

天の川。

 

何十年ぶりかな。
天の川銀河の住人であることをすっかり忘れていた。
しばらく眺めていると齋藤さんが家から出てきた。

 

天の川だよね。いつも見えるの?
ええ、晴れた日にはよく見えますね。

 

ニッポンの中で東京大阪間がじつに騒々しいこと。
それは夜空も明るくとっても異常であること。
ボクはそんな場所の住人であることもすっかり忘れていた。

 

鳥海山から日が昇る。段丘状の田んぼに日が差す。稲が光輝く。
朝食後田んぼへ。
カミアカリ、今年は体はコンパクト。
台風後のフェーン現象のせいで葉先がやや黄色、しかし健康状態良好。安堵する。
しかし収穫までの道のりはまだまだ遠い。
_

 

画像上:快晴、日本海まで田んぼ。ここが遊佐町。海岸線には風力発電所。「頼もしく見える」と齋藤さん。
画像中:カミアカリ
画像下:齋藤さん
 

2011年08月09日 [ 3816hit ]
このページを印刷
カテゴリ内ページ移動 ( 649  件):     1 ..  331  332  333  334  335  336  337  .. 649