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田んぼ通い。

 

田んぼ通いは平均して月2回。多い月にはそれ以上の時もある。
稲刈り後でも、それは変わらない。
今日は配達途中で少しだけ見て回った。
急いでいたから止めようかと思ったけれど、行ってみた。行って良かった。
行けば必ず何か見つかる。ささやかな変化がね。
暑さ、寒さ、光の色、土の湿り気、草の様子、匂い・・・。変化のない時はない。常に転変している。
それらを写真に撮る。なかなか捉えられないけれど。
帰ってから、それらを眺めながら、感じたところを文字にする。
つまりそれがこのレポートです。

 

高草山の背後に、富士山が見える。頂上付近に雪が少しだけある。

 

「俺さあガキの頃、親父にこう云って笑われたことがあるんだよ・・・

『富士山って高草山の上にあるから、あんなに高いんでしょ・・・』 

可笑しいだろ・・・」。

 

会うつもりでなかったが、作業所脇で仕事をしてる姿を見つけ、少しだけ寄ってみた。すると松下がこんなことを云ったのだった。

 

ガキの松下にとって富士山の価値が身近な高草山に支えられている。
その捉え方がいいと思った。
別に郷土愛とか、そういうんじゃなくて、
つまり、常に足元から色んなモノやコトを観察している感じがいいと思った。
たとえそれが荒唐無稽に見えたり、角度を変えれば正解でなくてもね。
この感覚は今も持ってると思うんですよ。松下ってヤツは。

 

今回はとりとめのないことを書きましたな。
次回はいよいよ松下の22年産についてインプレッションします。
もうちょっと待ってください。今、悩みの最中ですから。

 

画像上:あさひの夢圃場、畦風景。

画像中:カミアカリ圃場、カミアカリの刈り株から出たひこ生え。

画像下:カミアカリ圃場。

2010年11月13日 [ 6546hit ]
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