TOP  >  ankome通信  >  アンコメ米作りプロジェクト  >  2002年度  >  5月19日号 にわか見学会の巻
5月19日号 にわか見学会の巻
日曜日の早朝とつぜん電話が鳴った。まあ電話というやつはおおかた突然と鳴るものなのだが・・・・。その電話の主は友人のMくんからだった。「あのさー、松下くんの田圃の行き方教えてくれない?・・・・」Mくんの小学6年生になる娘のAちゃんが松下くんの手ほどきを受けて自宅のバケツで稲の栽培をはじめたところで日頃はEメールだけのやりとりなので自分の目で田圃の様子を見てみたいということなのだが、行き方がわからず朝早く小生のところに電話してきたというわけなのだ。5月中にもう1回くらい行こうかなと思っていた小生「これは渡りに船」とばかりに「じゃあこれからいっしょに行こう」ってことになりMくん家族&小生とその娘(3才)の総勢6人で「にわか見学会」に出かけたのであります。

いつもどうりバイパスを使って西へ向かう、車窓から見える風景はここのところ雨も多かったせいで前回来た時とは全く風景がちがっている。水が張られた田圃は田植えをしたところも多く若苗の新鮮な緑が美しく、まだ水の張られてない田圃も赤茶けた土色から野草が繁茂した緑のモザイクもまた美しい。こんな光景を見るたびに日本は温帯モンスーン気候なのだと実感する時なのだ。はなしは逸れるけれど、以前はこのウエットな季節が来ると気分が憂鬱になった。「これから蒸し暑い夏がやってくるのか・・・・・」暑いのは我慢できるが湿気が許せない。湿気さえなければどんなに快適だろうかと。乾燥地帯に憧れ電柱なみのサボテンの生える大地を旅したこともあった。しかし年齢とともに日本の自然環境の複雑さ緻密さを知るようになってから憂鬱だったあの湿気もいいもんだなと素直に思えるようになっていった。田圃へ通うようになった最近はさらにその気持ちは強くなり蒸し暑い雨の中のカッパ姿の仕事も苦にならなくなった。「これが日本の自然なのだ充分満喫しよう」と大げさだがそんな気持ちになったのだ。

松下くんの田圃の苗もすっかり成長していた。僕らが来るなり「今年は苗んバラついちゃってしょんないやー」(プチしぞーか弁講座:しょんない=しょうがない)と松下くん。原因は定かではないが序盤からスムースではないようだ。すかさず小生はこうきり返す「それが多様性ってもんだろ!」すると「確かにそりゃそうだけーが」(プチしぞーか弁講座:だけーが=だけれど)自然との調和と共生そして多様性を尊ぶ彼でさえいつになく色ムラの出た苗は気に入らないらしい。この頃のわりに雨が多くまた寒い日もあったことから個体差も出たのだろうとは思われる。ただし、この時点での個体差は今後の成長過程で充分補えるだろうということでさして問題ではないという結論だった。それを聞いて正直ホッとした。

次回訪問はいよいよ「田植え」たぶん今日とおなじメンバー+αでお手伝いにはせ参じるつもりだがどうなることやら次回をおたのしみに。

Mくん家族

image
レクチャー

2002の苗
2002の苗
2002年01月14日 [ 3452hit ]
このページを印刷
カテゴリ内ページ移動 ( 15  件):     1 ..  9  10  11  12  13  14  15