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2010カミアカリツーリズム写真集10【最終回】

 8月21日と22日の2日間、カミアカリが生まれた松下さんの田圃のある藤枝市周辺で行ったカミアカリツーリズムを写真と共に、9回にわたりレポートしてきました。最終回は、個人的に網膜に残った風景を3点選びました。

 

画像上:栃山川旧流路沿いの土手にて。想像以上に保存状態が良い栃山川旧流路の景観。ここだけは時間が30年前から止まっているかのようだった。かつては幾度となく水害に見舞われたこともあったこの地域は、用水路整備によってすっかりその記憶さえ遠い昔となりつつある。しかしこうして歩いてみると、無名の先人たちの絶え間のない努力が見えてくる。

 

画像中:栃山川頭取工にて。まさに網目のごとく張り巡らされた大井川用水路。技術を駆使して降雨以外は人間がコントロールできる限界にまで挑戦しているように見えた。それぐらい志太平野には、大井川と格闘した長い長い歴史がある。見方によっては「自然破壊ではないのか?」という意見もあろう。しかし、脅威であった自然エネルギーを味方にするという人の知恵と工夫が、そこに住む人々の暮らしを作り、守ってきたことには敬意を表したいと思う。

 

画像下:今回のツーリズムのホスト役、松下さんである。「ザルのようなこの土地ならでの農の形がある」。何年も前から、足元を見つめ、そこでできるより良い農を模索してきた。その過程で、カミアカリを発見した。彼自身が大井川扇状地(氾濫原)で行われてきた治水の歴史の子なら、その彼が見出したカミアカリも大井川の子と言っていいだろう。ホスト役、お疲れさまでした!また4年後楽しみにしています。ありがとうございました。

2010年09月02日 [ 3007hit ]
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