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2010カミアカリツーリズム写真集9

 8月21日と22日の2日間、カミアカリが生まれた松下さんの田圃のある藤枝市周辺でカミアカリツーリズムは行われました。テーマは水。その水の供給源の大井川。それにまつわる今昔を探訪しました。それらツーリズムの画像その9です。

 

画像:水をテーマに旅したカミアカリツーリズム静岡藤枝、最後に訪ねたのは焼津小川海蔵寺。ご本尊の地蔵菩薩が明応9年(1500年)焼津市城之腰海中から漁夫の網によって出現し、この寺に安置されたことをきっかけに寺の名を「海蔵寺」と改めたという。ご本尊は年に一度ご開帳され、「こがわのお地蔵さま」として親しまれているそうだ。
 小泉八雲(ラフかディオ・カーン)の小説「漂流」の題材ともなった「甚助の板子」。江戸末期に焼津から讃岐に向かう途中、伊勢沖で遭難した天野甚助さんが板子につかまって助かったという漂流記だ。じつは「甚助の板子」として有名な、その板子もここ海蔵寺に奉納されている。
 このように海蔵寺のある焼津は大井川扇状地(氾濫原)が駿河湾に達する先端であり、漁師町という土地柄もあり、水に因んだエピソードも多いことから川除け、水防、海上安全を祈願する対象として古くから信仰されている。
 

2010年09月01日 [ 4551hit ]
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