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カミアカリについて話す。【8】

 カミアカリの未来についてある風景をイメージしています。それはカミアカリを守り、育て、活かすために考えたルールの先に思い描く風景です。


 カミアカリドリーム勉強会には、「カミアカリドリーム三位一体宣言」という基本理念があることはすでにお話ししました。その理念に基づいて、作る人(生産者)、商う人(販売者)には、守るべきいくつかのルールや規定が存在します。

 そのどれもが、カミアカリを、守り、育て、活かす術であると同時に、この均質化し個性を失ってしまったかのように見える農の現状、ニッポン中にある田圃一枚一枚、生産家一人一人に個性と魅力が存在することの価値を、関わる人達の間で再認識すること。
 そして、ないものねだりの農ではなく、ありもの探しの農に変わるための道具としてカミアカリを使うことへの術でもあるのです。
 カミアカリが描こうとする風景とは、そういうものです。

2010年04月07日 [ 4181hit ]
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