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カミアカリについて話す。【7】

 22年産の栽培計画がようやく決定しました。22年産からは、これまでの松下明弘菅井大輔大久保秀和の3人に加え、新たにもう一人、齋藤武もカミアカリ栽培に加わることになりました。理由は、さらなる多様性と、質、量的にも安定的な生産体制を整えるためではありますが、齋藤武という男と、彼のホームグラウンドである山形の鳥海山麓標高150mの段丘状棚田地帯に、松下、菅井、大久保とは異なる魅力と可能性を発見したからです。
 生産量は、本年2月末までに販売者希望者のリクエスト(量と生産者)を集計の上、それぞれの生産者へ振り分け、そのリクエスト相当分の作付け計画を立てました。その結果、150俵(9000キログラム)という、これまでで最も多くを作付けすることになったのです。

 

<カミアカリ生産家たちの簡単なプロフィール>
松下明弘:静岡県藤枝市青南町

有機栽培(有機JAS)/カミアカリの生みの親、有機で20年以上のキャリア、現在草の生えにくい圃場技術の研究調査中。


大久保秀和:茨城県久慈郡大子町

特別栽培米(減減)、2006年お米日本一タイトルホルダー。カミアカリの品質はピカイチ。質、量とも計算のできるカミアカリ栽培の屋台骨を支えるキーマン。


菅井大輔:福島県喜多方市熱塩加納町

有機栽培(有機JAS)、有機で30年以上のキャリア、ガソリン以外はほぼ自給自足。21年産は半収という厳しい結果となり、有機栽培のリスクの大きさを考えさせられた。
 

齋藤武:山形県飽海郡遊佐町

特別栽培米(減減)、22年産から実験栽培開始。インディカ系香り米プリンセスサリーのバリエーションを育種中。

 

<これまで4年間の生産量>
18年産 12俵(720キログラム)
19年産 22俵(1320キログラム)
20年産 70俵(4200キログラム)
21年産 81表(4860キログラム)

 

<22年産栽培計画>
150俵(9000キログラム)

 

画像:山形県飽海郡遊佐町、齋藤武の田圃のある鳥海山山麓である。段丘状の棚田が日本海までなだらかに続く。(2009年11月撮影)

2010年03月22日 [ 5193hit ]
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