TOP  >  ankome通信  >  米屋のいい訳  >  じつはゴハソ開発。
じつはゴハソ開発。

 2月17日以降も試行錯誤続いている。蕎麦と米の比率も、概ね2:8(ニハチ)の比率で、ほぼ問題なく美味しく炊けることが判った。与えられていた次の課題、じつは色だった。(すでに気付いていると思いますが・・・)その蕎麦屋のコーポレートカラーである、ソビ色にしなければならないのです。なぜなら、開発中のこのメニューの名前は、ゴハソ。(あくまでもゴハンではないよ)ああついに公表しちゃった・・・。この仕事の依頼人は、そうですソビスケです。
 「絶対にゴハンは出さない!あくまでもソビのみ!」と豪語していたソビスケだが、
あるご常連に、「ゴハソって言えばいんじゃない?」というひと言に彼の琴線が触れたというわけ。そこで開発を一任されたのがアンコメというわけでして・・・。
 さて、ソビ色にするために、ソビ色っぽい食材を様々実験しているのです。最初に試したのは、やはりお茶。抹茶煎茶のパウダーや、季節を意識してべにふうきのパウダーまで混ぜて炊きました。ところが、熱変性なのか、鮮やかなソビ色は出ないし、なによりも蕎麦の香りよりもお茶の香りが優ってしまってNG。次にクロレラを試したのが、この画像。じつに美味しいのだけど、これもまた色と香りがNG。
 いずれにしてもパウダーではなく染めるような素材が良いだろうことは判ってきた。そこで今、クチナシを調達してみようと思っている。
 本来なら2月28日(ニハチ)にデビューさせようと思っていたけれど、ちょっと無理そう。なんとか次の28日に間に合わせたいと思っていますが、どうなることやら・・・?ゴハソ開発の日々はまだ続く。でもゴハソ、ホント美味しいです。

2010年02月24日 [ 4429hit ]
このページを印刷
カテゴリ内ページ移動 ( 649  件):     1 ..  604  605  606  607  608  609  610  .. 649