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第39回 カミアカリドリーム炊飯研究班報告<改訂版>

 カミアカリドリーム勉強会では、カミアカリの味、香り、触感が織り成すことで生まれる風味、風合いや、栽培地、栽培方法、栽培者によるそれらの違い。さらに貯蔵(エイジング)することで生ずるそれらの変化も含めカミアカリの持つキャラクターを探求しています。

 しかしその違いや変化を体感するためには、それらの持ち味をきちんと表現するための炊飯技術は欠かすことができません。
近年、炊飯器の技術的進歩に伴い、玄米炊き分けコースもほとんど炊飯器に標準装備されたこともあり、誰でも簡単に玄米の美味しさを享受できるようになりました。
しかしながら、カミアカリドリーム勉強会が求める、「持ち味をきちんと表現」というには、やや物足りないと日々感じています。

 そこで勉強会ではカミアカリドリーム土鍋炊飯研究班(小谷氏)を設け、土鍋等を中心に炊飯研究を行ってきました。その研究成果は「第25回カミアカリドリーム土鍋炊飯研究班報告」でもご報告していますが、あれから一年経過し、さらに精度を上げた炊飯フロー(流れ)ができましたので、今回ご報告させていただきます。

 もちろんこれも、まだまだ発展途上の情報です。白米はもちろん玄米を含む米の炊飯は、ひじょうにシンプルながら、同時に奥深く、鍋の素材、熱源、加熱量や時間等々、ありとあらゆる可能性を秘めています。そういうわけで今回発表する情報も、いずれ改訂されていくと思われますが、今現在カミアカリドリーム勉強会が知り得た情報です。
初めてトライする方にはややハードルが高いかもしれませんが、上手く炊けた時のその風味風合いは、カミアカリの持ち味を十二分に発揮されたものとなるはずです。

 今後もさらなる改訂版が発表できるよう、今後もカミアカリドリーム勉強会は研究を進めていこうと思っています。どうぞご期待ください。

                                                            

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●自他共に認める飯炊きマニア。カミアカリドリーム土鍋炊飯研究班小谷氏のコラム。

2008年11月29日 [ 2684hit ]
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