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第12回 19年産レポート(2)福島会津熱塩加納町、菅井さんのカミアカリ。

 今年栽培しているカミアカリの生産地を訪問する第二弾。会津地方、喜多方市熱塩加納町の菅井さんの田圃から、稲の様子を報告します。

 

 8月4日から6日にかけて東北出張した折、その初日に福島県の会津地方、喜多方市熱塩加納町の菅井さんを訪ねた。実験栽培されているカミアカリの生育状態を見てきたのです。

 菅井さんは、この地方では早くから有機栽培に取り組み、現在は有機JAS認定を取得する専業農家です。
松下さんと私は、3年前はじめてこの地を訪れ、菅井さんの育てる稲に出会い、その姿に衝撃を受けたのです。菅井さんとはそれ以来のお付き合いで度々交流をしているのです。
じつはカミアカリドリームができる一年前、当初カミアカリをどんな人に栽培してもらうかを松下さんと話すとき、必ずその名前が最初に出たのが、この菅井さんだったのです。

 松下さんと私は、カミアカリがコシヒカリの突然変異種というキャラクターから、コシヒカリ栽培の適地こそ、カミアカリ栽培の適地であろうと考えました。その中でも会津地方は考えられる適地の中のひとつとして重要な産地だったのです。
しかも松下さんと同じ有機JAS認定生産者、心技体すべての点で松下さんと同じスキルである菅井さんに、カミアカリ栽培を依頼したのはごく自然なことだったのです。

image 「少しだけ、いもち病が出ています・・・」 
菅井さんは田圃に着くなり、現状報告として私にそう言ったのでした。
「もともと少し日照が少なく、風通しもやや難のある田圃でしたから、過去にも時々いもち病は発生していた田圃なのですが、ここのところの雨と日照不足が原因だと思います・・・」
菅井さんが言うように、彼が栽培するほかの田圃では、いもち病は一切見られなかった。今年菅井さんに栽培依頼したのがわずかな量だったため、他の品種とのやりくりで、条件がけっして良いとはいえない田圃の端の小さなスペースでしか栽培できなかったことも、少なからずいもち病発生の原因かとも思われました。

 「これで天気が回復すれば、たぶんすぐにでも問題は解消されると思います・・・」
菅井さん自身は現状についてわりと楽観的に考えているようだった。まあ考えて見れば、昨年平成18年産に比べれば、はるかに良いということなのだろう。
農薬、化学肥料に頼らない有機農法での栽培と、標高の高く雪の多いこの地方ならではの綱渡りとも言える稲作の厳しさに鍛えられている菅井さんにとっては、どうってことないレベルなのだろう。

 北海道付近を通る台風の余波で、曇り時々雨の曇天を下、菅井さんはこうも言ってくれました。
「10月を期待して待っていてください!」。

2007年(平成19年)8月10日

2007年08月10日 [ 2395hit ]
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