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第10回 19年産レポート(1)静岡県藤枝市、松下さんのカミアカリ。

 今年栽培しているカミアカリの生産地を訪問する第一弾。おなじみの松下さんの田圃から、稲の様子をご報告します。

 

 この巨大胚芽米カミアカリの発見者であり育成者でもあるご本人ですから、「一番コンディションが良くてあたりまえ!」と、言いたいところですが、今年栽培する4名の生産者の中には、松下さんが嫉妬するほどの恵まれた環境で栽培している生産者がいるのです。ですから松下さんにとってみると、育成者でありながらも、「もしや自分のカミアカリが一番出来が悪かった・・・」なんてことにならないように、いつも以上に緊張感を持って仕事をしているのです。

 そんな緊張感のせいか、現時点で見る限りではとてもコンディションが良く、松下さん自身もホッとしているようです。ただちょっと元気すぎるというか、やや生長が早いような気もします。
暖かい静岡、しかも早生品種コシヒカリの突然変異であるカミアカリも当然のごとく早生。この時期この地域の早生品種の生長ぶりとしては一般的なのかもしれませんが、松下さんの栽培方法(有機農法)による早生としては、例年に比べてややデカイのです。(画像は7月16日の姿)
じつは松下さん自身もこの点は認めています。彼なりの分析によれば、6月後半〜7月前半の気温と日照が例年以上に充分あったことを挙げています。簡単に言えば、気温が高く微生物たちの活動が活発だったということでしょうか。有機物の分解は彼らの機嫌しだいという有機農法ならではの結果とも言えます。
ただし、出穂前ここ数週間の気温と日照不足を加味すると、「これでプラスマイナスゼロかな・・・」という風にも見ているようです。

 いずれにしても7月下旬にはいよいよ出穂。その後一ヶ月半の登熟期間で、どんな生長をするのか?それが味と質の鍵を握っています。泣いても笑ってもあと一ヶ月半後には収穫となります。他の生産者に負けないように例年以上のワクワクドキドキの夏というわけです。

2007年(平成19年)7月22日

2007年07月22日 [ 2391hit ]
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