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おむすび×2と本と展覧会

 

7時に炊き上がるのを白湯のみながら待つ。久々に何の予定もない日曜日、正しくは宿題はあるけれど今日は仕事をしないと決めた日曜日。「ピピッ」お知らせ音とともに蓋をあけ、炊き立てのご飯をしゃもじでほぐす。用意しておいたラップに軽くごはんをのせ、塩ごまをふりかける。そしてかるくむすぶ×2。デイパックにおむすび×2と本を1冊を入れ駅まで歩く。冬に戻ったかの陽気ではあるが日差しは春だ。

東海道本線を東へ、今日は新宿まで鈍行列車の旅。さっそく読書を開始する。昨秋カミアカリドリーム勉強会に参加された先輩農芸家氏に「長坂さんこれをぜひ読んでみてよ・・・」と強く薦められた本、デイビッド・モンゴメリー著「土・牛。微生物」。ハードカバーのこの本、じつは三部作の最終作で、最近ようやくこの一冊へ辿り着いたところだった。往復約7時間、読書しながら向った先は、今日が最終日の写真家石川直樹氏の展覧会である。

かねてから生のそれを見たいと思っていたのがようやく念願が叶った。写真作品と彼の書く文章の世界に3時間ほど浸りながら電車で読んだモンゴメリーの著作が僕の中でシンクロしている。同時に30年前メキシコの土漠地帯を旅した時のことも思い出していた。原初の状態、あるいは手垢のついてない状態への憧れ。もう一度あの時点に戻って考えてみようかな。。。帰りの電車の中でそう思い付いた。出掛ける前には思いもよらないアイデアが浮かぶ。おむすび×2では、少々足りない一日でありました。

2019年03月25日 [ 75hit ]
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